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シンデレラガールズ×ポケモンクロス クロノスライトストーリー

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1 :6RLd267PvQ:19/07/03(水)23:49:07 ID:9GJ
完全オリジナル地方でのアイドル達の冒険です。長丁場なシリーズになるでしょうが、完走を目指します。では、第1話、よろしくおねがいします。
819:6RLd267PvQ:19/08/30(金)12:05:03 ID:Kqf
忍「よし、みんな食べ終わったみたいだね。じゃあ後片付けしたら、早速特訓を…」有香「待ってください、あの、食後いきなり身体を動かすのは非効率ですし、体にも毒ですから…。適度な休息あってこそ、丈夫な筋肉は作られるものなんです」忍「休息……かぁ…でも、ジッとしてるだけって言うのも……何だかなあ…」有香「でしたら、腹ごなしの散歩も兼ねて、温泉になど入られて来てはどうでしょうか?」忍「温泉……あっ、そう言えば色々あってまだマトモに温泉に入れてなかった気が……」有香「それは勿体ないです!この街の温泉は傷や疲れにも効果がありますし、体力回復にはうってつけなんですよ」忍「へえ……そっか、温泉でなら短時間でも身体を休めることができるんだ……」有香「それと、お勧めはお風呂上がりにポケモンのマッサージや毛繕いをしてくれるサービスですね。これがあるのとないのとじゃ、ポケモンの戦いでのコンディションもまるで違いますから…特に、肉弾戦主体の格闘ポケモンであるなら、必須と言っても過言ではないかと!」
820:6RLd267PvQ:19/08/30(金)12:05:17 ID:Kqf
忍「有香ちゃんがそこまでお勧めしてくれるなら……うん、ちょっとみんなで行ってみようかな、温泉!」オウリン「リオリオッ!」ツガル「ケンカ!」有香「あたしは道場を空けるわけには行かないので一緒には行けませんが…是非、ゆっくりして来てください。道場はこの通り、逃げたりしませんので!」忍「うん、色々ありがとう。よっし、温泉だ温泉だ〜!」〜〜〜〜〜
821:6RLd267PvQ:19/08/30(金)12:05:39 ID:Kqf
Side 未央※ボルケニオンに連れられ、険しい山道をひとっ飛びした未央は、山奥の秘湯で身体を癒やしていた…。未央「いやぁ……心がぽかぽかしますなぁ……」チャプン…顔を洗うりゅーすけ「バウリュッ」バシャバシャ砂に潜るガブりん「ガブルル…」フー…お湯を雨にするめりゃめりゃ「メルー」シャワーー未央「お風呂の入り方ひとつとっても、みんな違ってて面白いなぁ…っていうか、考えてみたらこれ、混浴露天風呂だね」アハハジラーチ【呑気だなぁ、怪我を負わされたガブリアスとも一緒にお風呂だなんて】未央「いいの、ジラちんは黙ってて」ジラーチ【はいはい】未央「私が怖がってたら、ガブりんも心を開いたりしてくれないでしょ? それにあの逆鱗だって、私達を傷付けるつもりで使った技じゃないんだもん。ホントは誰かのために怒ることができる、優しい子なんだよ、ガブりん」りゅーすけ「バウリュ」コクンめりゃめりゃ「メルメラ♪」ガブりん「フ…フーン」テレリ
822:6RLd267PvQ:19/08/30(金)12:06:11 ID:Kqf
未央「あは、ガブりんが照れてる♪ あー……極楽極楽……」ボルケニオン『オイ小僧、随分長湯じゃねえか』ノッシノッシ未央「ボルじい、女の子のお風呂中に覗きはよくないぞー」ボルじい『ケッ、誰が好き好んでニンゲンの裸なんか見たがるかよ。そうじゃなくて、浸かり過ぎって言ってんだ』未央「ほえ?」ボルじい『回復効果が高い特別な湯だからな。あんまし浸かりすぎると過回復で肌がグズグズになっちまうんだよ』未央「うええっ、は、早く言ってよねボルじい!?」ザバァッボルじい『普通ならとっくにあがって来る時間だからよ、つい言いそびれちまったんだ。こうして言いに来ただけ有難いと思うんだな』ハハハ未央「むー、ボルじいってば、性格悪いなぁ」プクーボルじい『老獪結構だ、伊達に長生きしちゃいねえよ』未央「いやぁ、どっちかと言うとちょっと物忘れのケがあるのでは…?」ボルじい『誰が年寄りだ誰が!』ブシュー!お湯かけられた未央「ぶぱばばば!」ジラーチ【言わぬが花だよ、未央】ボルじい『ジラーチのボウズの言う通りだ、口は災いのモトって言うだろ』ジラーチ【……誰がボウズだって?】ボルじい『あん、やるか?言っとくがこっちはこの手で山ひとつぶっ壊した事もあるんだぜ』ジラーチ【それくらい何さ、こっちだって隕石のひとつふたつ落とせばそれくらい…】ボルじい『ならその隕石をお前のいる場所まで弾き返してやるよ』ジラーチ【それじゃあこっちは弾く水が切れるまで隕石を】未央「子供のケンカかっ!!」ジラーチ【未央は黙ってて!】ボルじい『小僧はだぁってろい!』りゅーすけ「バウリュ…」ヤレヤレ
823:6RLd267PvQ:19/08/30(金)12:06:35 ID:Kqf
ガブりん「ガブブブ」クスクスめりゃめりゃ「メラメル?」ガブりん「ガブ」ハッ未央「あ、ガブりんが笑った!」ボルじい『へえ、いい顔できるじゃねえか、ガブリアスの嬢ちゃんよ』ジラーチ【笑われたのは気に入らないけど、ずっと険しい顔してるより千倍素敵だよ】未央「うんうん♪ねぇガブりん、私、ガブりんの特訓も一緒にしたいなぁ」ガブりん「ガブル?」ジラーチ【いいんじゃないかな。特に、逆鱗を使うならトレーナーがうまくフォローする必要もあるからね】未央「逆鱗かぁ……あの技を使わなきゃいけない場面って、そうそう来るとも思えないけど……でも、確かに、使いこなせたら強力な武器だよね!それに…メガシンカの事もあるしさ」ボルじい『ジムを巡っての旅だと聞いて、そうだろうとは思ったが…ケッ、お前みたいな小僧がドラゴンのメガシンカをねぇ…そんなんで逆鱗なんか使わせたら、トレーナーの小僧諸共に周り全てを灼き尽くしちまうだろうよ』ガブりん「ガブ…?」ビクッ
824:6RLd267PvQ:19/08/30(金)12:06:59 ID:Kqf
未央「大丈夫。そうならないための特訓だもん。いきなりメガシンカなんか使わないし、まだまだ旅は長いんだからさ♪ ゆっくり少しずつ慣らしていこうよ、ガブりん♪」ナデナデガブりん「ガブル♪」ジラーチ【また手袋もしないで鮫肌を直接……】未央「こうしてゆっくり撫でる分には大した傷にはならないよ、ざらざらしてちょっと気持ちいいくらいだし、へへ」ナデナデボルじい『ほお……心根だけはいっちょ前に小娘ってとこか』未央「ボルじい、男だの女だのって…イマドキ流行らないんだよ、そういうの」ボルじい『こちとら何万年と生きてんだ、今更そう簡単に考え方を改められるかよ。それにな、女だろうが男だろうが、やるヤツはやるし、やらねえヤツはやらねえもんだ。大事なのは呼び名じゃねえ、中身だろ』未央「むう、そうは言うけどさあ……へくちっ!」ボルじい『少なくともそうやって平気で素っ裸で突っ立ってるヤツを手放しで女呼ばわりしたかねえやな、風邪引かないうちにサッサと服を着るんだな』未央「へーい……うう、つい夢中になってしまった…けど、覗く人なんて誰もいないしさ」ジラーチ【それ以前の問題だと思うんだけどね……】〜〜〜〜〜
825:6RLd267PvQ:19/08/30(金)12:07:21 ID:Kqf
Side 忍〜クロノ温泉〜忍「はぁ………! 久々に人心地って感じするよ……」オウリン「リオー…」ツガル「カニー…」忍「思えば本当に今まで色んな事があったからなぁ……プロセウタウンに流れ着いて、芳乃ちゃんや拓海師匠、スイクン様に鍛えて貰って……」忍「マリータ峠の特訓……加蓮ちゃん達が来るまでは、ひたすらあそこで毎日……」忍「……そう言えば、オウリンに出逢ったのも……」〜〜〜〜〜
826:6RLd267PvQ:19/08/30(金)12:08:40 ID:Kqf
※加蓮達のプロセウ到達より数日前………。〜マリータ峠〜拓海「いいぞ、もっと打って来い!コイツを倒すまで昼メシは食えねえと思え!」忍「く……それは辛い……! よし、ツガル、ドレインパンチ!」ツガル「マケーン カーッ!」受け止めるバンギラス「バンギラッ!」ガシッツガル「マケッ!?」忍「止められた…!?」拓海「へっ……技の選択は間違ってねえよ。確かに、アタシの蛮鬼羅衆(バンギラス)に格闘技は効果抜群だ」蛮鬼羅衆「ギーラッ!」ベシィッツガル「カニィイ!」バキッ忍「ツガル!」タタッ
827:6RLd267PvQ:19/08/30(金)12:09:00 ID:Kqf
拓海「ただ、体格差ってモンを考えねえとな。いいパンチだったが、そんなんじゃコイツは倒せねえぜ」蛮鬼羅衆「バンギラァ!」ウオオォ!忍「体格差ったって……一体、どうすれば…」ツガル「ケンケン!」ポコポコ忍「泡……クラブハンマーで…? けど、ただ弱点を突いてもそれだけじゃ倒せな……」ハッ拓海「どした、敵は待っちゃぁくれねえぞ!蛮鬼羅衆、『馬鹿力』だ!」蛮鬼羅衆「バァンギラァア!」ダダダダッ忍「ツッコんでくる……!よし、ツガル、バンギラスの足元にクラブハンマー!!」ツガル「ケンカニ……マッケーン!」ポコポコ……ボコォッ!蛮鬼羅衆「バギラッ!?」ツルツルツル!拓海「なっ……クラブハンマーの泡で足場を!?」蛮鬼羅衆「バギャッ!」スベッ ドシン!忍「……やった、倒したーっ!!」ツガル「マケンマケン!」拓海「かぁ〜っ……一本取られちまったか……確かに『倒され』ちまったな、蛮鬼羅衆」蛮鬼羅衆「バンギラァ…」ムクリ
828:6RLd267PvQ:19/08/30(金)12:09:23 ID:Kqf
忍「体格差とパワーがあるなら、それを利用して思いっきり転ばせてやればいい……いきあたりばったりな作戦だったけど、うまくいったね、ツガル!」ツガル「ケンケン!」拓海「確かに、直接攻撃するだけが喧嘩じゃねえ……っても、ハハ、ったくよ……コイツは悔しいな、蛮鬼羅衆」蛮鬼羅衆「ギラッ」コクン忍「師匠、お昼!食べていいですか!」キラキラツガル「ケンケン!」キラキラ拓海「…へっ、わぁーったよ。今日はオゴリにしてやる。街に降りンぞ!」スタスタ忍「やたっ……! 何食べよっかなあ……」ツガル「カニー!」忍「ええ、カニはちょっと…共食いになっちゃわない…?」ドゴオオオン!忍「な、何っ!?」ツガル「ケン!?」
829:6RLd267PvQ:19/08/30(金)12:09:41 ID:Kqf
拓海「おー、始まったか。そういやもうそんな時期なんだな…」忍「そんな時期、って…?」拓海「説明より見た方が早え。飯は後だ、行くぞ忍!」タタッ忍「ま、待ってくださいよ師匠〜っ!アタシもうお腹ペコペコで…師匠〜っ!」タタッ〜〜〜〜〜〜マリータ峠・闘技のくぼみ〜拓海「おお、やってんな……」忍「師匠、やってるって何が……?」ソーッボカアアアン!忍「うひゃっ……!」ビクッ拓海「……勝負、あったか…?」忍「なに、勝負……?」
830:6RLd267PvQ:19/08/30(金)12:10:06 ID:Kqf
※岩陰から奥の広場を見ると、土煙の向こうにポケモンがいる様だ……。リオル「リオッ……」ググ……ドテッコツ「テッコ!」拓海「ドテッコツとリオルか……もうほとんど勝負は付いてるみたいだな、ありゃ」忍「あの、これって……」拓海「ここはこの山の野生ポケモン達の闘技場なんだよ。月に1回、この山のポケモンのテッペンの座を賭けて、ああやってタイマン張って勝負するんだ」忍「山のポケモンの…闘技場………」ドテッコツ「テッコー」ズンズン※ドテッコツは勝負に満足して去っていった…。忍「あ、あれ、帰っちゃうの…?」拓海「高みを目指すヤツもいれば、やり場のないエネルギーを発散させに来るやつもいるってこった。それよか……あのリオル、まだやる気みてぇだな」リオル「リオッ!」ピョンコアサナン「ナンナンナン!」忍「あの子が次の相手…になるのかな…見たとこ、体格差もあまりないし互角に戦えそうだけど…」拓海「確かに、さっきのドテッコツみたいなデカさはねえけどな。アイツはアサナン…格闘タイプの他にエスパータイプも持ってやがる…タイプの相性だけで言えばあのリオルは完全に不利だ」忍「そんな!さっきの戦いの疲れだってあるのに…」
831:6RLd267PvQ:19/08/30(金)12:10:42 ID:Kqf
拓海「だからだろうよ、弱ったトコを叩き潰しに来やがったんだ。……強ぇえ奴が生き残る、野生の掟ってのは非情なモンだ」忍「……野生の、掟……」リオル「リオーッ!」ダッアサナン「……ナンッ」クイッ…忍「あのポーズは……?」拓海「『ヨガのポーズ』か………ありゃ攻撃力を高める技だ…突っ込むのはいいが、強烈なのを貰っちまうかもしんねえな」リオル「リオッ……」ブオン ブオンアサナン「ナンッ?」忍「リオルの手が青白く光って……」拓海「『発勁』っつー技だ。打撃で相手の体内に衝撃を与えて攻撃する……とか何とかって、知り合いの道場やってる奴に聞いた事があるな…」リオル「リオッ リオーッ!」バシッ!バシィッ!アサナン「ナンッ……! ナナナンッ!」ブオン…忍「相手のアサナンも同じ技を!」拓海「やべえな…アレが入ってマヒにでもなったら…」アサナン「ナーンッ!」ギュオッリオル「リオ……」フォン……忍「リオルの手の光が消えた…? そんな、諦めちゃダメだよ…!」拓海「いや! …よく見ろ…!」忍「え?」
832:6RLd267PvQ:19/08/30(金)12:11:12 ID:Kqf
拓海「アイツのあの瞳はそうじゃねえ…勝負を捨てた奴はあんな強えぇ瞳をしたりしねえよ」リオル「リオ……」ザッアサナン「ナンナーンッ!」バシッ………! ドスッ!……ヒュウウウ……コロコロコロ………アサナン「……ナンナン……」ドサッリオル「……リオッ…」ガクン……ピリピリ……忍「凄い……あの状態で敢えてアサナンの技をまともに受けて……逆にカウンターで倍返しにするなんて……」拓海「肉を切らせて骨を断つ……か。けど、マヒっちまってんな……」忍「流石にこれ以上は無理なんじゃ…どこかで体を休ませないと……」「チャブー!」バサァッ!忍「えっ、何!?」拓海「アイツは…ルチャブルか! マズいな、飛行タイプ付きの格闘ポケモンだ…今攻撃されたらひとたまりもねえぞ!」忍「……もう、黙って見てらんないっ!」ダッ拓海「あ、オイ忍!!」忍「戦いには水をさしちゃうかもだけど…これじゃただのリンチみたいなものでしょ!……ツガル!」ボウン!ツガル「ケンケンッ!」リオル「リオッ…?」ルチャブル「チャブ……チャーブ!」ピョイーン!忍「なっ、逃げた!?」
833:6RLd267PvQ:19/08/30(金)12:11:36 ID:Kqf
拓海「バカ野郎、上から来るぞ!」忍「っ!?」ルチャブル「チャーブッ!」バサッ バサッ……ギュンッ拓海「ありゃ『フライングプレス』か!あんなワザマトモに食らっちまったら…クソ、アタシらも加勢に…」グッ忍「……一歩も引かない、守り通す…」スウーッ…ツガル「カニ…!」拓海「忍…」リオル「リオ……」ピリピリ忍「師匠が教えてくれたんじゃないですか…!だからアタシ達は……!」ツガル「ケン……カニ……」バチチチチチ拓海「……へっ、アタシとした事が取り乱しちまったか」ドサッ拓海「キメろ、忍、ツガル!!」忍「はい!! ツガル、カウンターの『かみなりパンチ』っ!!」ツガル「マケーンッ!!」ギュオッ…バチイッ!ルチャブル「チャブブブブッ!」バリリリリリ!リオル「リオッ……!」忍「……これで……終わり! 『グロウパンチ』!」ツガル「ケーンッ!」ヒュッ!ドゴシャアアア………〜〜〜〜〜〜
834:6RLd267PvQ:19/08/30(金)12:12:00 ID:Kqf
リオル「リオ…?」ムクリ キョロキョロ芳乃「ややー、お目覚めのようですねー。」リオル「リオッ?…リオリオ?」キョロキョロ クイクイ※包帯まみれの自分の体が気になるようだ…。忍「リオル!良かった……元気そう…!」リオル「リオー」拓海「ああ、流石にあの後急にぶっ倒れちまった時はビビったけどな…大した根性だぜ、ったくよ」ヘヘッリオル「リオッ」ペコリ※リオルは体全体で大きく頭を下げてきた…。忍「でも、一体何で急に倒れたりなんか……」キュルルルル……リオル「リオッ?」キュルルルル……忍「……あー……もしかして…」拓海「はははッ、そうか、そういやアタシらもメシ食ってなかったもんな!お前ェも腹が減ってたのか、リオル」ヨシヨシリオル「リオッ」忍「うう、勝負に見入って空腹なんて頭から飛んじゃってた……恥ずかしい…」芳乃「夕餉の支度ならできておりますよ〜。今日は良い貝のお出汁がとれまして〜。」拓海「お、いいな!そんじゃメシ奢んのはまた次にして、今日は芳乃んちで飯にすっか」忍「うん、もうお腹すいて動けないです師匠…」キュルルルルリオル「リオッ…」キュルルルル
835:6RLd267PvQ:19/08/30(金)12:12:14 ID:Kqf
芳乃「ではでは〜。皆で夕餉をいただきましょー。海の恵みに感謝いたしますー。」パンッ拓海「おう、そんじゃ早速」パンッまねっこリオル「リオッ」パンッ皆「「「いただきます!」」」「リオッ!」〜〜〜〜〜
836:6RLd267PvQ:19/08/30(金)12:12:30 ID:Kqf
※時は戻り、現在。ここは、クロノ温泉…。忍(あの後…師匠がリオルの事すっかり気に入っちゃって、『王に臨む者…』『王臨(オウリン)』の名前をリオルに付けたんだっけ)オウリン「リオッ…」ポカポカ忍「……ふふっ。ありがとね、オウリン。アタシと一緒に旅してくれて…さ」オウリン「リオリオッ!」忍「さてと、すっかり長湯しちゃったけど、マッサージと毛繕い…だっけ」ザバッ忍「今度こそ、有香ちゃんとこのエビワラーをぎゃふんと言わせちゃうんだから!」オウリン「リーオッ!」〜〜〜〜〜〜
837:6RLd267PvQ:19/08/30(金)12:12:57 ID:Kqf
※そして、クロノ道場。有香「来ましたね…うん、良い気の流れを感じます。これなら、そろそろじゃないでしょうか」忍「そろそろ…って?」有香「まぁまぁお気になさらず! ひとまず、忍ちゃんにはこれを進呈します!どうぞ!」忍「これは…?」有香「三節棍です。折りたたんでありますが、繋げれば一本の棍として使えるはずです」忍「えと、それはありがたいんだけど……何で棍棒?」有香「それは……説明よりきっと、戦いの中で掴める筈です、さあさあ!」エビワラー「シャイッ」シュシュッオウリン「リーオッ」ペコリ忍「よし……それじゃ行くよ…!オウリン、まずは発勁で……」オウリン「リオリオッ リーオ!」カッ……!忍「えっ…?」有香「やはり、温泉で懐き度が上がった様ですね…!先に棍を渡しておいて正解でした!」ルカリオ「クワンヌ!」忍「懐き進化……!えっ、じゃあそのために温泉に……?」有香「拓海さんが認めたお相手なら、あたしも礼を尽くして鍛え上げなければと思い……半ば騙すようにして温泉に行かせちゃいましたけど」オウリン「クワヌ…?」キョロキョロオウリン「クワンヌ!」ブオン……!
838:6RLd267PvQ:19/08/30(金)12:13:20 ID:Kqf
有香「出ましたね、波導の骨剣、『ボーンラッシュ』…本来ならガラガラなど、骨を用いるポケモンが使う技ですが、ルカリオは自分の波導でそれを作り上げてしまうと聞きます」忍「新しい力……じゃあ、この棍は、もしかして……」有香「さあ、集中して下さい!意識が途切れると連続技が途中で途切れてしまいますよ!」忍「……何となくわかった…!この棍で、アタシも同じ動きをすれば……!」ガチャッエビワラー「シャアッ!」シュン棍を前に出す忍「骨で受けて!オウリン!」サッ!オウリン「クワンヌ!」ガキンッ忍「よし……行くよ、『ボーンラッシュ』!」オウリン「クワンヌ!」ダッ忍「突いて!」シュッオウリン「ワヌッ!」ガッエビワラー「シャイッ」ガキンッ忍「払って!」オウリン「クー!」ブォンエビワラー「シャイッ!」ベシッ有香「体制を崩した……今です!」
839:6RLd267PvQ:19/08/30(金)12:13:44 ID:Kqf
忍「上下2連突き!!」シュッ シュッ!オウリン「ワン ヌッ!」ドッドッ!エビワラー「シャアッ!」フラッ…忍「トドメ……振り下ろしからの『波導弾』っ!!」オウリン「クワンヌ!!」ゴウッ!エビワラー「シャイッ」ガキンッ!オウリン「ワヌヌヌ……!」シュオオオオ…有香「うまい……振り下ろして連撃を終わらせた直後に、波導で作った剣をそのまま波導弾に転換させた……!」忍「これなら防ぎきれないでしょ…!撃って、オウリン!」オウリン「クワーヌッ!!」バシュウッ振り返るエビワラー「…シャイッ?」有香「はい、全力で砕いてください!」エビワラー「シャアア……」メラメラ…!※エビワラーのほのおのパンチ!エビワラー「シャラアッ!」シュッ……ドシュウウウ……!
840:6RLd267PvQ:19/08/30(金)12:15:06 ID:Kqf
>>838有香「体制を崩した」→「体勢を崩した」に修正お願いします
841:6RLd267PvQ:19/08/30(金)12:15:41 ID:Kqf
エビワラー「シャイッ……シャイッ……」フーッ…フーッ…忍「ほとんど防がれた……何て守備力……!」有香「……よくやってくれました、エビワラー。怒涛の6連撃さえも凌ぎ切るその手腕……お見事です」スッエビワラー「シャイッ」コツン※有香とエビワラーは拳を交わした…有香「……そうですか。あなたがそう思うのなら…それが一番だとあたしも思います」エビワラー「シャイッ」コクン忍「……?」有香「忍ちゃん、どうかこのエビワラーを、旅の仲間に連れて行って貰えませんか?」忍「えっ、い、いいの…?」エビワラー「シャイッ」有香「たった今、拳を交わして気持ちを知ることができたんです。この子はあなた達が気に入った様で…」エビワラー「シャイッ」スッオウリン「クワンヌ!」コツン!忍「……そっか…。なら、アタシも!ツガル!」ボウンツガル「ケンケンッ」忍「よいしょ!」ヒョイッツガル「ケン」コツン※忍はツガルの拳が届くように抱えてあげた…。
842:6RLd267PvQ:19/08/30(金)12:16:09 ID:Kqf
有香「どうか頑張ってください。ジム巡りの旅の武運を、祈ってます!」忍「うん…アタシ、しっかり仲間達と戦い抜いてみせるよ…!ありがとう、有香ちゃん」有香「はい! ふふっ、何だか、弟子というか、妹ができたみたいで、ちょっと嬉しいですね、こういうの」忍「へっ、妹?」有香「拓海さんからさっき連絡がありまして。話を聞く限り、あたしの方が2つ歳上だとか…」忍「へえ……歳上………歳上!?!?」有香「そ、そこまでびっくりしなくても……確かにあたし、ちっちゃいからそうは見えないかもですけど…」←149センチ忍「いやいやいや、それなのに何だか馴れ馴れしくしちゃって有香ちゃんだなんてアタシってばもーっ、ホントうっかりしてるんだからっ!」オウリン「クワンヌ…」ヤレヤレ有香「どうぞお気になさらず。慣れていますので、一応…」
843:6RLd267PvQ:19/08/30(金)12:16:33 ID:Kqf
エビワラー「シャイッ」有香「……あ……そう言えば、エビワラーにも何か呼び名があった方が良いかもしれませんね」忍「え…、ニックネームって事?……そっか……えと、それじゃあ…うーん……」有香「『ムツ』と言うのはどうでしょうか。あのルカリオの6連撃すらも凌ぎ切る守りの力、その数を冠してムツと…」忍「ムツ……ムツ……うん、何だか不思議としっくり来るかも!よろしくね、ムツ!」ムツ「シャイッ」忍「よーし……この先も頑張って、一歩ずつ努力を重ねていかなくちゃ…!教えてもらったこと、絶対に役立てて見せるからね!有香ちゃん!」有香「はい!」忍「あ……アタシまた有香ちゃんだなんて…あはは…」有香「ふふ、無理に変えないで大丈夫ですから。親しみやすさが伝わってきますし、歳上と言っても2つしか離れてないわけですし」忍「ゴメンね、フォローまでさせちゃって…あ、そうだ……ジム戦、どうなったかな……」有香「もう道場も閉める時間ですし、ジムまで送って行きますよ。色々と、旅のお話も聞きたいですし……」忍「ホント?助かるよ、来たばかりの街だから迷子になっても大変だしさ……えと、それじゃあ何から話そうかな〜、えーと……」
844:6RLd267PvQ:19/08/30(金)12:16:46 ID:Kqf
※かくして、二人目の師匠、有香から新たな力を会得した忍達。この時、未央もボルケニオンと仲間達のもとへ向かっており、前回の話のラストへと繋がるのであった。ついに忍も3体目の仲間を手持ちに加え、これにて旅のメンバーは出揃った事に。果たしてこれから先、どんな戦いが待ち受けているのだろうか!続く!
845:6RLd267PvQ:19/08/30(金)12:17:44 ID:Kqf
少し時間が空きましたが無事更新できました。忍の手持ちのニックネーム、皆うまくリンゴにできたので満足してます。では、お目汚し失礼をば。
846:6RLd267PvQ:19/09/08(日)16:06:11 ID:UTP
更新します。22話。The brake of the heart and the one and only friend.
847:6RLd267PvQ:19/09/08(日)16:07:00 ID:UTP
〜クロノシティジム・夜〜美世「よいしょ……と」ガチャガチャ キュイイン美世「うん、今日のメンテナンスはこんなところかな…あとはフレームを……」ピピピピピ ピピピピピ美世「あ、ポケギア鳴ってる……もしもし?」ピッ拓海『よう、元気か美世』美世「拓海ちゃん。あぁ、ごめんね、急にあたしからかけたりして…忙しかったよね」拓海『いや、着信気付くの遅くなっちまってこっちこそ悪かった。…何かあったか?』美世「何か…っていうか……ホラ、拓海ちゃん前に言ってたでしょ、例のあの子達」拓海『あの子達……ああ、忍達の事か?』美世「無事クロノジムも勝ち抜いたよ、ふふ、負けちゃった」
848:6RLd267PvQ:19/09/08(日)16:07:24 ID:UTP
拓海『おお!そんじゃあ忍のヤツもやっとジム戦に挑めるって事だよな!いやぁ〜、やっぱアタシの見込んだ通りの奴らだったぜ!加蓮達もやんじゃねえか…!』美世「……うん、そうだね」拓海『美世?』美世「拓海ちゃん、あたしさ……やっぱり、この街のジムリーダーは……」拓海『自分のせいで負けたポケモンに申し訳ない、ってか? …気にすんなってのは、違うか…』美世「ううん、そうじゃない……あたし、やっぱり5年前のあの事故のこと……」拓海『美世』美世「ジムリーダーって、この街の代表選手って事じゃない。なのにあたしは大した実力もないし…未だにクルマの…レースの事も諦めきれずにいるんだ」拓海『いいじゃねえか、兼業ジムリーダーなんて、どの地方にもゴロゴロいるだろ。元はクロノジムだって兼業ジムだったじゃねえか』美世「あたしには器じゃないよ……もし、どっちか片方をやめれば、もう片方に全力で挑めるんじゃないかな、なんて……思っちゃう時が、あってさ」
849:6RLd267PvQ:19/09/08(日)16:07:46 ID:UTP
美世「わかってるよ、ジムリーダーの役目は勝つことじゃない、トレーナーの実力と心を試す、試練のための場所なんだって」美世「けどあたしは…元々、そんな資格…」拓海『美世、資格云々なんてのはアタシにはわかんねぇけどよ…これだけは言えるぜ』美世「なに…?」拓海『お前は自分が思ってるほど、弱いオンナじゃねえってこった…だってよ、お前は』美世「買いかぶり過ぎだって……それならどうして、これくらいで拓海ちゃんに愚痴なんか…」拓海『そりゃ、強いヤツだろうが同じだろ。やり場のねえ拳のもどかしさは、アタシにだってよくわかんぜ』美世「拓海ちゃん…」
850:6RLd267PvQ:19/09/08(日)16:08:04 ID:UTP
拓海『お前は優し過ぎんだよ。ボル爺さん見てみろよ、山一つ吹っ飛ばす、なんて事やらかしてんのに、むしろそれが自慢ってくらいじゃねえか』美世「けど、それは……あたしのせいでボルさんは…」拓海『……気にし過ぎんなよ、爺さんだって全然…』美世「…………」拓海『あー……悪リぃ…今のはやっぱ…』美世「ううん。大丈夫だよ、拓海ちゃん…大丈夫だから、あたしは…」拓海(…かなり無理してんな……ったく、ボルケニオンの爺さんも何つーか…)拓海(そう……5年前、か。もう5年……いや、まだ5年なんだよな、あれから)〜〜〜〜〜
851:6RLd267PvQ:19/09/08(日)16:08:28 ID:UTP
※5年前・クロノ霊峰に連なる山…ノルニル山、その、ふもと。美世「あなた達がこの山で悪さしてるウラノス団ね…!街の天気をおかしくしたりして…ずっと雨続きで皆困ってるんだよ!」ウラノス団員「ああ、何だお嬢ちゃん、俺達に文句付けに来たってのか?」団員2「どうやらオシオキが必要な様だな!いけ、アメタマ!」団員「お前もだ、コラッタ!」コラッタ「ヂュ!」アメタマ「アッアッアッ!」美世「…2匹くらい相手ならあたしでも…! 行って、モウカザル! ドンメル!」ボボンモウカザル「キキーッ!」ドンメル「ドメ…」ノタノタ団員「へっ、いっちょ前にトレーナー気取りかよ? 俺達ウラノス団を!」団員2「なめるなよーっ!」〜〜〜〜〜
852:6RLd267PvQ:19/09/08(日)16:08:56 ID:UTP
美世「はぁ……はぁ……よし!」団員「馬鹿な……俺達ウラノス団のポケモンが……」団員2「こんなガキ一人にやられるだと……!?」美世「よくやったね、モウカザル、ドンメル!」シュウウウ……美世「さぁ、勝負はついたんだから!今すぐ街の天気を元に……むぐぐっ!?」団員3「へへ、隠れて隙を伺ってたのさ…勝ったと思ってポケモンをボールに戻すとは、流石おこちゃまだな」団員「でかした!このまま捕まえてラボの部屋にでも閉じ込めてやれ!」団員2「ついでにそのガキンチョのポケモンも奪ってやれ! へへ…ほのおタイプのポケモンが必要なラボがまだあったはずだ…」美世「むーっ!むーっ!」ジタバタボルケニオン『オメェら、誰のナワバリで勝手してやがる』ズシズシ…
853:6RLd267PvQ:19/09/08(日)16:09:25 ID:UTP
団員「な、喋るポケモンだと!?」団員2「み、見るからにレアなポケモン…!これを捕まえない手はないだろう!」団員3「よっしゃあ、ボスへの手土産に……」ボルケニオン『ケッ、身の程知らずが……マトモに相手すんのも面倒くせえ…この技で消し飛ばしてやるぜ…』キュイイン団員「おっと!それはどうかな!?」バッ団員3「こちらには無関係の子供がいるのですよ…」グイッ美世「むぐーっ、むーっ!」ジタバタボルケニオン『何!?』キュイイン キュイイン キュイイン キュイイインボルケニオン『チッ、油断してる間にタメ過ぎちまった……!止められねえ…!』キュイイン キュイイン キュイイン美世「むーっ!」ジタバタボルケニオン『く……おい、テメェらボサッとしてんじゃねえ!今すぐその小僧連れてこっから逃げねえか!』キュイイン キュイイン キュイイン団員「はぁ?何ほざいてんだ爺さん」団員2「今狙われてんのはお前の方だぜ、なあ」団員3「まったくもってその通り!覚悟しやがれこの野郎!」ボルケニオン『く……!』キュイイン キュイイン キュイイン美世「んむーっ、んぐーっ!」ボルケニオン(チッ……何だってこんな間の悪い時に出くわしちまったんだ……!)
854:6RLd267PvQ:19/09/08(日)16:09:49 ID:UTP
ボルケニオン『こうなったら……』ジャコン※ボルケニオンは砲身を山に向けた……。美世「………!」ボルケニオン『許せよ、山のポケモン達…!』キイイイイイン……!美世「んっ!」ガブッ団員3「あ痛ァ! このガキ噛みやがった!」美世「お爺ちゃん!ダメーっ!!」ボルケニオン『ぬおおおおッ!!!』ドヒュウン………カッ………ドカアアアアアアア……!……ポツ ポツ……ザアアアアア……!
855:6RLd267PvQ:19/09/08(日)16:10:12 ID:UTP
※その日、クロノ霊峰に連なるもう一つの山、ノルニル山は跡形もなく消し飛んだ。結果として、山にあった研究所も団員ごと消し飛んでしまい、人為的な悪天候は収まったものの、ボルケニオンの水蒸気爆発砲・スチームバーストの威力から、連日、凄まじい豪雨に見舞われる事になる。そして…。団員「ひっ……ひいいい…!」ダダダダ団員2「許して、許してーっ!」ダダダダ団員3「たすけてくれーっ!」ダダダダボルケニオン『……………これでもう、ここいらに近付く事ぁねえだろうな、アイツら』美世「ひっく、ひっく……」ボルケニオン『おう、小僧、大丈夫か………』美世『あたしのせいで……』ボルケニオン『あん?』
856:6RLd267PvQ:19/09/08(日)16:11:22 ID:UTP
修正。>>855美世『あたしのせいで……』→美世「あたしのせいで……」でお願いします
857:6RLd267PvQ:19/09/08(日)16:13:59 ID:UTP
美世「ノルニル山が……あたしのせいでなくなっちゃったよぅ……」ヒック ヒック…ボルケニオン『……オメェ…』美世「山のポケモン達も、あの人達の仲間も……あたしのせいで……あたしが……」ボルケニオン『……バカ言っちゃいけねえよ。アレは俺様が勝手にやっちまったこった、小僧にゃ何の責任もねえよ』ボルケニオン『それに、遅かれ早かれ…このところの悪天候で山のポケモン達は死に体も同然だったんだ……助けようにも助けきれねえぐらいにな…だから、どのみち元を断つ必要があったんだよ』ボルケニオン『俺様はチマチマした戦い方は得意じゃねえからな…どっちにしろこうなっちまってただろうぜ。だから小僧は何にも悪くねえんだ』美世「……っ」ヒック ヒック
858:6RLd267PvQ:19/09/08(日)16:14:22 ID:UTP
街の人「おおーい!大丈夫かぁー!」街の人2「これは……ノルニル山が…どうしてこんな事に……」ボルケニオン『ヘッ、俺様が吹っ飛ばしてやったんだよ! どーにも山が2つもあると、邪魔くさくって仕方なかったんでな』街の人「な、それだけの理由で…」街の人2「こんな事をしたら、これまでより更に天候が悪くなってしまうんじゃ……」街の人「いや、それよりクロノ霊峰は大丈夫なのか、この刺激で噴火したりしたら…」ガヤガヤ……ガヤガヤ……ボルケニオン『さて、ほとぼりが冷めるまでは山に引きこもるしかねえやな、これは』ズシズシ美世「あ、あの……!皆、違うの……聞いて、あたしが……!」ボルケニオン『小僧!!』美世「ひうっ」
859:6RLd267PvQ:19/09/08(日)16:14:48 ID:UTP
ボルケニオン『いいか、余計な事は言うもんじゃねえぞ。言えばお前はタダじゃ済まなくなる…街のニンゲンから恨まれて、憎まれて……その役はお前みたいなニンゲンの小僧には重すぎらぁな』美世「……でも、じゃあ、あなたは……あなたはどうなるの…?」ボルケニオン『ケッ、ニンゲンからどう思われようが、知ったこっちゃねえよ。…じゃあな』ズシズシ……美世「…………」拓海「美世!!」タタタッ美世「拓海ちゃん……?」拓海「親父さんからお前が山に向かったって聞いてよ…何で一人で乗り込もうなんて無茶しやがった!」美世「それは……だって、危ないかもしれないし……」拓海「危ないから二人で行くんだろうがよ……お前、マジで優しすぎんぞ……」美世「ごめん…なさい…」拓海「…あー………にしても凄えな!ノルニル山がカッ飛んでやがる……火山に凄えのがいるってのは聞いてたが…コイツは……」美世「拓海ちゃん…あのね、本当はね…」
860:6RLd267PvQ:19/09/08(日)16:15:23 ID:UTP
拓海「……美世……」ポリポリ美世「え」拓海「お前の顔見てりゃ、何となく何があったのか想像ついちまうぜ……幼馴染だしよ…」美世「拓海ちゃん……」拓海「わざわざ傷を突くのもなんだと思って誤魔化そうとしてみたが……ガラじゃねえな、アタシには…」美世「ねえ、拓海ちゃん……あたし、どうしたらいいのかな……どうしたら……」拓海「……美世、今回のこれは、アタシらだけの秘密だ。これから先、口が裂けてもこの一件は…誰にも言うんじゃねえ」拓海「代わりに、アタシらがあの爺さんの話し相手に…いや、ダチになってやろうぜ、な」美世「……う、うん」美世「……それで……それだけで本当にいいのかな…」拓海「美世…?」美世「う、ううん、何でもない! あの、ありがとね、拓海ちゃん…」拓海「おう」美世「……あたし、この責任は必ず取るからさ……」ボソッ拓海「ん? 何か言ったか?」美世「何でもない! 帰ろう、今日は疲れちゃった…へへ」ニコッ拓海「お、おう……その、無理すんなよ…?」美世「わかってますって!安全第一、無事故が自慢の原田モータースだもん!」拓海「おう、だな! じゃ帰ろうぜ、走ってきたから腹減っちまったしよ、へへ」
861:6RLd267PvQ:19/09/08(日)16:15:48 ID:UTP
美世「拓海ちゃんがもう少し大きくなったらうちの店のバイク使わせてあげるんだけどね〜。まだ乗れる歳じゃないもんね」拓海「な、そりゃオメーもだろ美世!からかうなよな!」美世「あはは、ごめんなさい」拓海「ったく、すぐこれだ…心配する事なかったかもな」美世「……拓海ちゃん」拓海「ん?」美世「ありがとね、来てくれて」拓海「…おう」美世「ありがとね…ホントに……」ヒクッ……グスッ拓海「……おいおい……まぁ……しゃーねえよな…」ギュ美世「うっ……うああ……うあああん……!」拓海「…………美世…」〜〜〜〜〜
862:6RLd267PvQ:19/09/08(日)16:16:03 ID:UTP
美世(無事故が自慢、なんて、嘘ばっかり。あたしは、取り返しのつかない大事故を起こさせてしまった)美世(そう。この事故を引き起こしたのは……あたしの……あたしだけの罪) 美世(だから……この責任は必ず……必ず…!)〜〜〜〜〜〜
863:6RLd267PvQ:19/09/08(日)16:16:23 ID:UTP
※時は進み、2年前。拓海「ふぅ……やっぱいいハシリだぜ、美世んとこのバイクはよ」美世「えへへ、そう言ってくれると嬉しいな…けどね、もう少しで新しいバイクが完成しそうなの」拓海「新しいバイクだぁ? もっと速えェやつか!?」美世「ううん、速さは今のとそんなに変わらないんだけど……空気を汚さない、新しいエネルギーで走るバイクなの。このバイクなら、きっと野生のポケモンが汚染に苦しんだりしなくて済むんじゃないかなってさ」拓海「お前、相変わらずポケモンを大事にするんだな…」美世「これは、あたしのライフワークだからね。ポケモンや環境を傷付けず、便利で快適な暮らしが送れるように、人や街を豊かにする……あたしには、これくらいしかできないから…」美世「偽善だって、思う?」
864:6RLd267PvQ:19/09/08(日)16:16:52 ID:UTP
拓海「難しい話はアタシにはわかんねえよ。知ってんだろ」美世「…そうだよね、ごめん」拓海「そのバイクよぉ、もし形になったら、アタシが試乗してやんよ」美世「いいの? もしかしたら、そんなにスピード出ないかもしれないよ…?」拓海「そこはおいおい良くしていきゃ良いじゃねえか。そのバイクでこの地方を回って、原田モータースの広告塔になってやんのも悪くねえ」美世「……この地方を、か。……ホントに行っちゃうんだね、ポケモンリーグ」拓海「四天王、なんてな、へへ。なんつーか、響きが良いよな、まさにテッペンって感じでよ」美世「でもさ、あたしにジムリーダーなんて大役…できるのかな」拓海「仕方ねえだろ、神誠道場の師範、身体痛めてジムリーダーできなくなっちまったんだからよ。有香は道場そのものの切り盛りで忙しそうだし」美世「ジム兼野生ポケモンの道場だったもんね…無理して身体痛めても仕方ないかぁ……でもなぁ……あたしがジムリーダー……うーん」拓海「何だよ、バカみたいにシゴイてやったろ、自信持てって。アタシのシゴキに耐えられるヤツ、ウチの連中の中にもそうはいねえんだぜ」美世「ウチの連中……か。拓海ちゃん、バイクの免許取るなりこの辺りの暴走族を一纏めにしちゃうんだもん、あれはビックリしたなあ」
865:6RLd267PvQ:19/09/08(日)16:17:15 ID:UTP
拓海「好き勝手されちゃそれこそポケモンも困んだろ。アイツらには本物のツッパリ方ってのを叩き込んでやった。誰彼構わず傷付ける抜き身のナイフみてえな安っぽい野郎共じゃねえ。大事なモンを護り抜くために振りかざす…アタシ自慢の名刀だ、アイツらはよ」美世「自慢…かぁ。何か凄いね、拓海ちゃんにそうまで言わせちゃうなんてさ、ふふ」拓海「だろ? アイツら、美世の事も慕ってくれてるみてぇだしよ。アタシがいない間はアイツらの事、よろしく頼むな」美世「それも、あたしなんかに務まるかなぁ…」拓海「だーから自信持てっての」美世「いや、これは自信とかって言うより……でも、そうだよね。いずれはそういう人達にもバイク周りのお世話してあげなくちゃなんだし、拓海ちゃんにそうまで言わせちゃうくらいなんだから悪い人じゃない……んだよね?大丈夫だよね?」拓海「別にアイツらお前の事とって食いやしねぇよ落ち着けって」
866:6RLd267PvQ:19/09/08(日)16:17:29 ID:UTP
美世「…むぅ、それはそれで何か……あたしの身体ってそんなに魅力ないかなぁ…」拓海「そういう意味で言ってもねえよ!!ってか、ソコ気にすんのかよ!」カァーッ///美世「あはは、やっぱ拓海ちゃん、こういうからかい方すると反応可愛いよね♪」拓海「お前……みーよ〜っ!」美世「厳しくしごかれた分のお返しだよーだ♪逃げろーっ!」タタタタッ拓海「待てコラ、美世ォ!!」タタタタッ……〜〜〜〜〜〜
867:6RLd267PvQ:19/09/08(日)16:17:52 ID:UTP
※時は戻り、現在……。美世「うん……うん、ありがとね。何か、ちょっとスッキリしたみたい、話したら」美世「拓海ちゃん、お仕事忙しいでしょ?マジカ団……だっけ、あちこちで悪さしてるのって」美世「うん……天候で悪さって……あたし、どうしてもウラノス団の事を思い出しちゃってさ……けど、別の組織……なんだよね」「そう、全く別の組織です。天候を支配してレックウザを呼び起こそうとしたウラノス団とは………目的が違う」美世「えっ…!?」バッ空に浮かぶマジカ団総帥「あなたの過去は…今しがた、ここで聞かせて貰いましたよ。後悔と自責の念、まさにあなたは己の心中にブレーキをかけ続けて生きていると言える……」拓海『どうした? オイ美世、オイ!』
868:6RLd267PvQ:19/09/08(日)16:18:12 ID:UTP
美世「あたしが……心にブレーキを……?」マジカ団総帥「苦しいでしょう、全力で走りたいはずなのに、どこかに引っかかりを覚えて、後ろ髪を引かれながら……街の人々を欺き、騙しながら、笑顔を貼り付けて生きるのは…私には、その苦しみがよくわかります」美世「……何が言いたいの…!? あたしを揺さぶって、一体……っ!?」ガキン美世(体が……動かな……)マジカ団総帥「『かなしばり』という技ですよ。もっとも、それくらいは、ジムリーダーならご存知かとは思いますがね」マジカ団総帥「そして……これであなたを苦しめるリミッターは、外れる……」グワン……美世「………あ……あ………ァ……」グワン……
869:6RLd267PvQ:19/09/08(日)16:18:35 ID:UTP
マジカ団総帥「さぁ、生まれ変わりし我が尖兵よ。今こそ、私と共に走り抜こうではありませんか」洗脳美世「ハイ……アタシハ……ハシル………ソウスイサマノ……オオセノママニ……」マジカ団総帥「素晴らしい……私の催眠術の力もどうやら上がって来ているようだ……いや、心に付け入る隙を見つけたのが功奏したのか……」拓海『オイ、美世、返事しろ!オイっ!』マジカ団総帥「……耳障りな声が聞こえますね」パチンバチィッ!!! ……ブツン※美世のポケギアは音を立てて壊れてしまった……。マジカ団総帥「……心の隙、か。…我ながら、惨い事を言うようになったものです」マジカ団総帥「ですが…もう決めた事……例え何と謗られようと、私は私の願いを果たす……」マジカ団総帥「そうでしょう……私の…無二の友よ……」〜〜〜〜〜〜〜
870:6RLd267PvQ:19/09/08(日)16:19:02 ID:UTP
〜翌日〜加蓮「さて……皆、やり残しとかないよね?」肇「はい、準備万端です」未央「えと、ここからだとクロノ霊峰を越えなきゃなんだっけ…? あの山、パッと行ってきただけでも凄く高いし広いし険しいし…大変だよ、越えるの…」ジラーチ【未央の無茶のせいで遠回りすることになっただけだからね】未央「ジラちんや、それは言わないお約束って奴ですよ……私もそれはわかってるんだからさ…」アハハ…ネネ「そう言えば、美世さんの姿が見当たりませんけど…見送りに来てくれるって、確か……」キョロキョロ加蓮「いっそ空を飛んで山を越えたりできればねぇ……って言うか、一度ティリオまで戻ってさ、そこからマギア経由でまたメーヴェ側からのルートじゃ……」ネネ「危険だと思います、それ……かなり雨が降りましたし、もしかしたらその影響で流砂に飲まれてしまうかも……」未央「じゃあ結局山越えしかないのかぁ……街の人はこういう時どうしてるんだろ?」忍「おーい!」タタタッ肇「忍さん、何か山越えの方法はわかったのですか?」忍「山越え……どころじゃないって……!」
871:6RLd267PvQ:19/09/08(日)16:19:26 ID:UTP
ネネ「ど、どうしたんですか、そんな息切れするくらい慌てて……」加蓮「…未央」未央「うん……ジムリーダーの姿が突然見えなくなるって、前にもあったよね…」ネネ「………まさか」忍「さっき、師匠から……拓海さんから連絡が入って………!」忍「美世さんが…行方不明になったって……!」加蓮「………!」未央「……マジカ団、だよね……」ジラーチ【十中八九、かな】ネネ「そんな……」肇「……私達、呑気にジム巡りなんかしていて…良いのでしょうか……もうジムリーダーが二人も……」皆「「「「…………」」」」
872:6RLd267PvQ:19/09/08(日)16:19:48 ID:UTP
泰葉「だからこそ、挑戦できるうちに挑戦するべきだと、思いますよ」スタスタ……加蓮「え?」未央「えっと……誰、だっけ…? 誰かの知り合い…?」泰葉「申し遅れました。私はグリモ四天王のリーダー、泰葉。ひこうタイプの使い手で、あなたと戦った悠貴さんの師匠にあたります」未央「ゆうきちゃんの師匠……ああ、ああ!その泰葉さん!ゆうきちゃんが言ってた言ってた!」加蓮「グリモ四天王のリーダーって事は……この地方で二番目に強いトレーナー……そんなあなたが出てきてまで私達に伝えたい要件って……」泰葉「ジム挑戦を継続して下さい。お願いします」ペコリ忍「な……そんな、頭まで下げなくても…」
873:6RLd267PvQ:19/09/08(日)16:20:12 ID:UTP
泰葉「私達リーグ協会は、こういう事態が起きるとわかっていながらも、それを阻止できなかった……何より、それであなた達一般のトレーナーにまで迷惑をかけざるを得ないことを……心から恥じているんです」未央「そんな…それを言うなら、私達だってこの街にいたのに止められなかったんだし…」加蓮「でも……どっちにしても、他人事じゃないよね。もう未央だって、前にあいつらに攫われたりしてるんだし」ネネ「智絵里さんも……美世さんも……皆、強くて優しくて、立派なジムリーダーさんでした…私、二人を助けたいです…」肇「…そのために、助けられる力を得るために、ジムへの挑戦を継続しなければならない……そういう事、ですよね、泰葉さん」泰葉「はい。攻めを焦り、勝ちを急いでも…それこそ返り討ちにあえば、何もかも終わりなんです」泰葉「鍛えられるうちに、今。どうかジムへの挑戦を続けて貰えませんか」ボウン!トゲキッス「キスキッスー」スワンナ「スウォー!」バサァ
874:6RLd267PvQ:19/09/08(日)16:20:31 ID:UTP
泰葉「山越えには、ひこうタイプのポケモンを使いましょう。私達が先導しますので、ひこうポケモンをお持ちでない方はこちらへ」忍「肇ちゃん、アタシ達は…」肇「はい。お願いします、泰葉さん」ネネ「トロちゃん、お願い!」ボウン加蓮「行くよ、まろ!」ボウン未央「りゅーすけ、ゴー!」ボウン!泰葉「成程……皆さん良いポケモンを持っていますね。ここまでジムを勝ち抜いてこられたのも納得です」泰葉「さぁ、飛んで、スワンナ、トゲキッス! 霊峰を越えて、シデロスシティまで!」スワンナ「スウォー!」トゲキッス「キスキッスー!」
875:6RLd267PvQ:19/09/08(日)16:20:45 ID:UTP
※かくして、次の街、シデロスシティへと空路を急ぐ一行。洗脳されてしまった美世はどうなるのか。マジカ団総帥の目的は何なのか。次回もまだまだ、目が離せないぞ!続く!
876:6RLd267PvQ:19/09/08(日)16:22:25 ID:UTP
だいぶ間が空いてしまいましたが何とか更新。美世の過去の一件は、描くべきかだいぶ迷いました。きっと賛否あるだろうな、と思いつつも、結局はこんな形になってしまいました。ではひとまず、今回はこの辺で。お目汚し、失礼をば。
877:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:36:38 ID:JVH
23話、更新します。Crush the steel fortress!
878:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:37:07 ID:JVH
〜シデロスシティ・近郊〜翠「正射必中……はぁっ!」シュッ!翠「………僅かに中心を逸れてしまった……集中出来ていない証拠ね……」ハァ…翠「こんな事では……千秋さんのお役に立てるようになるためにも、もっと腕を磨かなければ……」翠「……あら?」〜上空〜泰葉「そろそろ市街地に入ります。皆さん、着陸の用意を…」翠「ジュナイパー、『うちおとす』!」泰葉「へ…? ひゃあっ!?」ヒュッ!忍「わわっ、急に矢が飛んで来たぁ!?」肇「…下です、泰葉さん!狙われています!」眼鏡をかけた泰葉「あれは……ジュナイパー…?……って事はまさか……」タラー…翠「ジュナイパー、もう一度……!」泰葉「わっ、わーっ!待って下さい翠さん!私です!泰葉ですよーっ!!」翠「え……あ、や、泰葉さん!?」忍「知り合いなのかな…」肇「リーグ協会の関係者…でしょうか?」泰葉「うん、この街のジムのジムトレーナー…なんだけど……スワンナ、トゲキッス、すぐ降りられる?」トゲキッス「キスー」スワンナ「スワワン!」〜〜〜〜〜
879:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:37:46 ID:JVH
〜シデロス近郊・地上〜泰葉「ふう……他のみんなはまだ追いついてないみたいね…」忍「ぐんぐん引き離しちゃったもんね…流石ひこうポケモンの四天王…」肇「でも、もう少し待てば追いついて来ると思います。ここまで、真っ直ぐ山を越えるだけでしたから」泰葉「ひとまず、みんなが揃うまでここで待機ね……で」翠「す、すみません…つい、敵襲かと……」泰葉「まぁ、無理もないですね。最近はマジカ団絡みで色々物騒ですし……それにしても、命中精度が自慢のジュナイパーが的を外すなんて…」ジュナイパー「ジュナ」翠「きっと、私の焦りがジュナイパーにも伝わったのだと思います。……良くありませんね、一意専心していれば、飛行ポケモンの一匹や二匹、すぐにでも撃ち落とせたはずなのに……」美由紀「撃ち落としちゃダメなんだってば、翠ちゃん…」ヒョコッ泰葉「美由紀ちゃん」美由紀「こんにちは、泰葉ちゃん。えと、5人来るって聞いたけど…」忍「あはは、泰葉さんのポケモンが速くって、追い抜いて来ちゃった。…あ、アタシ忍って言うんだ、よろしくね!」肇「私はヒュドールタウンの肇と言います。よろしくお願いします、お二人とも」ペコリ美由紀「うん、よろしくね!……って事は、もうちょっと待たないとなのかー…うーん」肇「どうかされましたか?」美由紀「うん。こっちも2人いるし、そっちも2人……ちょうどいいかなーって。泰葉ちゃんもそう思うよね?」泰葉「なるほど。実力を試すなら、何もジム戦のみにこだわる必要はありませんからね」翠「…では、泰葉さんは審判を。ジムリーダーに挑戦する実力があるか否か……マルチバトルで見極めさせていただきます」ジュナイパー「ジュナ!」
880:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:38:36 ID:JVH
忍「そういう事なら喜んで!正直もう戦いたくってウズウズしてたんだよね!」美由紀「ふふっ、お手柔らかにお願いしまーす! いくよ、キングラー!」ボウン!キングラー「ブクブブ」カサカサ肇「カニ、ですね…立派なハサミ…」美由紀「うん、かにだよ!」忍「それなら、アタシはツガルで!」ボウン!ツガル「マケンマケン!」美由紀「わぁ、そっちもかにだーっ!えへへ、仲間仲間♪」肇(相手は恐らくみずタイプと、くさタイプ…でしょうか。なら、私が出すべきポケモンは…)肇「お願いします、先生!」ボウンヤド先生「やぁん」ノター翠「くさタイプのジュナイパー相手にみずタイプ…ですか。いえ……敢えて出すからには何か策略が…?」ヤド先生「やぁん」ボヘー肇(他の手持ちがみず・じめんタイプのポケモンばかり……とは、言わないほうが良いですよね…心理的に追い詰められるなら御の字です)泰葉「では、ヤドラン、マケンカニVSジュナイパー、キングラー。両チーム交代なしの一本勝負。審判は私、四天王の泰葉が務めます。…勝負、始めてください!」〜〜〜〜〜〜
881:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:39:05 ID:JVH
〜シデロス郊外上空〜未央「広い空、高い山……空気も澄んでるし、ついにりゅーすけと空を飛んでるんだなぁ…私……」りゅーすけ「バウリュ!」加蓮「飛んでるんだなぁ、はいいけどさ。とっくに先に行っちゃったよ、私達以外」ネネ「あはは…でも、あれは流石に追いつけないですよ…」トロちゃん「ピスピウス」未央「りゅーすけ、カイリューだから本気出せば16時間で地球一周できちゃうんだけどさ。流石に私が乗ってると…ねぇ」ジラーチ【回りすぎてバターにでもなっちゃうかもね】未央「ジラちんはだまってて」ジラーチ【はいはい】加蓮「だからって私達に合わせて飛ばなくても良くない? 向こうのスピードに合わせても良かったでしょ」未央「ちっちっち、それじゃあかれんやネネちんが寂しいでしょ、ここはやっぱりムードメーカーの未央ちゃんが側にいないとだね」ネネ「ふふっ、未央ちゃん、もしかして気を遣ってくれてます?」未央「ほえ? 何の話かな?」加蓮「向こうが3人、こっちも3人。こっちが手薄にならないようにわざと残ったでしょ、未央」未央「…ありゃー……バレてた?」ネネ「いえ、わかります」クスッ加蓮「私達、付き合い長いんだから」フフッ未央「そっかあ……わかっちゃうか」エヘヘ加蓮「最初は、私達さ。未央と二人でジムに挑んだんだよね」未央「そうそう!って言うか、1番最初に会った時はこんなに長い付き合いになるなんてさ、考えもしなかったよ」
882:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:39:35 ID:JVH
加蓮「ユニット制のルール、知らなかったもんね、未央は。私がいなかったらどうしてた事やら」ネネ「そして、その試合を偶然観ていた私がユニットの仲間になる、なんて…ちょっと出来すぎてる感じがしますね、ふふ」未央「いやぁ、あの時はもうなんて言うか……勢いだったよね、うん」加蓮「けど、ネネが加わって、色んな場面で助けられたよね。ドリンクやご飯もそうだけど、マジカ団との戦いでもさ」ネネ「あれは、なんて言うか、無我夢中で……でも、改めて言いますけど……メーヴェシティだけじゃ、ないんですよね…」加蓮「…むしろ、もしかしたらまたメーヴェシティも危なくなるかもしれない。放っておいたらどうなるかなんて、誰もわからないんだもん」未央「……でも、マジカ団の目的って結局何なんだろうね。前にさ、ほら、私が捕まった時なんだけど…色々資料が見つかってさ、ちょっと盗……拝借してきちゃったりなんかしたんだよね」ネネ「未央ちゃん……転んでもただじゃ起きませんね」加蓮「で、何かわかったの?」未央「うん……わかったような、わからないような……」加蓮・ネネ「?」未央「色々書いてあったんだよ、伝説のポケモン…レックウザについて」加蓮「レックウザ……それがアイツらの目的って事?」未央「日照りの熱で水を干上がらせて大陸を作った伝説のポケモンと、大雨や津波で海を広げた伝説のポケモン…その争いをおさめて荒れ狂う天候を元通りにしたのが、レックウザって名前の伝説のポケモンだって…そう資料には書いてあるんだけどさ」ネネ「……? まって、ちょっとおかしいです、それ」未央「やっぱりそう思う?」
883:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:41:43 ID:JVH
加蓮「天候のエネルギー…だっけ。日照りに雨に砂嵐、霰……今まで、あちこちで異常気象になってるの見てきたけどさ」加蓮「そのレックウザってポケモンの性質………『真逆』じゃない?」ネネ「結局、マジカ団の目的って何なんでしょう…エネルギーを回収し終わったらお天気を元通りにするためにレックウザを呼び寄せる……とかって事ですか…?」加蓮「けど、それじゃそもそも何のために天候のエネルギーなんか集めてるの、って話にならない? レックウザを呼び寄せるのが目的なら、エネルギーなんかほっといて天気をおかしくしちゃえばそれで済む話でしょ?」未央「うーん………何かまだひとつ足りない気がする……」「目標、確認。これより作戦の実行に入る」未央「………ん?」ピクッババババババ!!未央「うわっと!!何!?種!?」ジラーチ【今のはタネマシンガン……空中からこの技を使えるのは……】
884:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:43:03 ID:JVH
加蓮「未央、ネネ、前!」ドデカバシ「カバッシ!」バサバサッネネ「……あのドデカバシは……!」加蓮「何、ネネ、あのポケモンの恨みでも買ってるの!?」ネネ「えと、その…前に少し…メーヴェにいた頃に戦ったことが……」未央「って言ってるそばから前、前!」ドデカバシ「グアアアアア……」キュイイン……ネネ「あれは……くちばしキャノン! 皆さん、避けて……」加蓮「もう間に合わないって!まろ、りゅうのはどう!!」未央「りゅーすけ、りゅうのいかり!!」まろ「チルーッ!」ゴオオッりゅーすけ「バウリュー!」グバアアアドデカバシ「カバッシ…!」チッ未央「かわされた……速い!」
885:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:43:29 ID:JVH
ネネ「確かにはずれましたけど…でも、向こうの攻撃も阻止できました!」「成程……やはり一体で足止めするには分が悪いか」ネネ「え…?……あれは…!」青ローブ「…………」ネネ「二人とも見てください、下に!」未央「あれ、マジカ団……? でも、ローブの色が…」加蓮「もっと色がぐっちゃぐちゃじゃなかった?マジカ団のローブって」ネネ「あの感じ……前に私が戦った幹部の方と同じです…! 恐らく、幹部はローブの色が1色なのでは……?」未央「じゃあもしかして、このドデカバシをけしかけたのって……」ジラーチ【…可能性は高いね…メーヴェの街もそう遠くはないし、捕まえて戦力にしたのかもしれない】加蓮「…あの幹部……見た感じ一人だけみたいだけど……どうする? 降りて戦う?」未央「………逃げよう」ネネ「未央ちゃん?」未央「変だと思わない? 何で一人だけなのかなって…私達を倒したり捕まえるつもりなら、逃げやすい空中にポケモン一匹で襲いかかるかな…」ジラーチ【理由は色々考えられるけど…もし未央の考える通りなら、確かにマズイかもね】加蓮「変って……そうか、ここで私達が降りてあの幹部と戦ったら……」
886:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:43:46 ID:JVH
ネネ「時間を稼がれている間に、シデロスのジムやポケモン達が危なくなってしまいます、きっと……」未央「だよね……ここは、街へ急いだ方が良さそう……!考え事はまた今度ってことで!」青ローブ「どうした、降りて来ないのか?」加蓮「悪いけど、わざわざ挑発に乗ってアンタの相手するほど……私達、素直じゃないの!」未央「そういう事! いくよ皆!」ネネ「はい! トロちゃん、スピードアップ!」トロちゃん「ピスピース!」※3人は幹部を無視して街へと向かっていった……。
887:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:44:06 ID:JVH
青色の幹部「………そう、それでいい」青色の幹部「貴様らが止めようとしているものが、それで止まるのであれば……そうするといい」青色の幹部「逃したことを悔やむわけではないが………こうせざるを得ない無力な自分が………憎い…!」ギリッフワライド「ぷわわん…」青色の幹部「心配してくれるのか、フワライド……いや、自分は大丈夫だ…むしろ……」フワライド「ぷわ…?」青色の幹部「どこかで、迷っている自分がいる……非情に徹しきれない自分が…他人任せにしかできない自分が………弱いな、全く……」フワライド「ぷわー…」青色の幹部「…総帥に、どう報告したものか……事によっては、厳罰も覚悟しておかねばな……」〜〜〜〜〜〜
888:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:45:13 ID:JVH
〜シデロス近郊〜美由紀「キングラー、ハサミギロチン!」忍「危ないっ!ツガル、避けて!」ツガル「ケンカッ!」スカッキングラー「ブククッ!」ガシャアアア!!美由紀「あー……失敗かぁ……」忍「今のは……当たったらやられてた……!」肇「一撃一撃が強力ですね……気をつけましょう、先生」ヤド先生「やぁん」コクン翠「などと、のんびり話していると狙われますよ! ジュナイパー、かげぬい!」ジュナイパー「ジュナナ!」バシュシュヤド先生「やぁん…?」スカッ……肇「外した……? …いえ、動きが緩慢な先生に敢えて矢を外す意図……今の技は……」ヤド先生「やぁん……」ググッ……※ヤド先生はその場から動けない様だ…。肇「……『影縫い』……まさか」ハッ
889:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:45:32 ID:JVH
翠「気付いたようですが……これで詰みです! 美由紀ちゃん!」美由紀「うん!キングラー、ハサミギロチン!」キングラー「ブブクク」ブォッ……忍「ツガル、『まもる』!!」ツガル「マケーン!!」パキィン!キングラー「ブブク!?」カキィン!忍「アタシがいるって事、忘れてもらっちゃ困るんだなぁ…これが」フフッ肇「助かりました……ありがとうございます、忍さん」忍「いいって!お互い助け合うのがマルチバトルの醍醐味、でしょ?」翠「まさかあの連撃を見切られるとは……油断しましたね…」
890:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:46:04 ID:JVH
翠「かげぬいの技がどんな攻撃かわからなければ、矢を外した時点で相手の隙を突けるはず……動きが元々緩慢なヤドランであれば尚気付かれないと思っていたのですが」肇「……いいえ、むしろ動きが緩慢なヤド先生だからこそ気付けたんです。遠距離でも相当な命中精度を見せたあのジュナイパーが、ヤド先生相手に矢を外すだろうか……と」ヤド先生「やぁん……」ギシ……肇「相手の影に矢を当てて身動きを封じる技……なるほど、命中率の低い大技との連携にはうってつけです」肇「ですが………誤算でしたね」忍「そう、こっちにだって、アタシ達がいるって事!ツガル、キングラーにかみなりパンチ!」ツガル「ケンカーニー」バチチチチ……美由紀「キングラー、『てっぺき』!!」キングラー「グブク!」シャキーン!ツガル「マケーン!」ブォッ……ドシャアアアアア………キングラー「グブク……」シュウウウ……忍「仕留めそこなった!?」ツガル「カニィ!?」美由紀「えへっ、鋼タイプの技の威力はどう? びくともしないんだから!」
891:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:46:31 ID:JVH
翠「続けてお見せしましょうか…!ジュナイパー、『はがねの……』」未央「ちょっとストーップ!!」りゅーすけ「バウリュー!」ズシーン!美由紀「うひゃあっ!?」弓を構える翠「な、敵襲!?」バッ泰葉「落ち着いてください、忍さんと肇さんの仲間ですから」翠「あ……そう、なのですね……てっきり……」加蓮「未央、強引に飛び込み過ぎ……」ネネ「勝負の最中にど真ん中に降りたら危ないですよ…流石に……」ジラーチ【言われてるよ未央】未央「う……でもこれが一番早いと思ってさ…つい…」りゅーすけ「バリュー」ジラーチ【時々キミはバカなのか賢いのかサッパリわからないよね】未央「いいの、体が考えるより先に動くんだから。ジラちんはだまってて」ジラーチ【はいはい】忍「にしてもどうしたの、そんなに大慌てで飛び込んできたりして…」肇「何か、あったのですか?」未央「うん……それが……」〜〜〜〜〜
892:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:46:58 ID:JVH
翠『であれば尚の事、ジムリーダーの元へお急ぎを。ここは私達で固めます』美由紀『シデロスのジムリーダーは強いよー。って事で、さっきの勝負の回復!…これで大丈夫だよね?』※美由紀は忍と肇のポケモンを回復してくれた…。泰葉『私は街の反対側を固めます。念の為、増援要請もしておくので、皆さんはジムでの修練へお急ぎください。この街に来た本来の目的を見失っては、本末転倒ですから』未央「って事で、ジムがあるっていう街の中心部まで来てみたけど……」※大通りの先に巨大な鋼鉄の門がそびえ立っている……。ネネ「あの先に、ジムがあるんでしょうか…大きな門……」忍「流石にインターホンとか付いてたり……しないよね、うん」加蓮「関係者の人とかいないのかな。開けてくださーいってお願いしてみるとか…」トリデプス「デプス」ノソッ加蓮「わっ、何か出てきた」
893:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:47:25 ID:JVH
肇「鉄扉に向かって歩いて行きますね…」忍「何する気だろ」トリデプス「デープス!」ゴチーン!ゴチーン!ゴチーン!未央「うわぁっ!」加蓮「凄い音……!街中に響くんじゃないの、アレ……!」忍「それもだけど……あの勢いで鉄の門に頭突きなんかして、平気なの…?」トリデプス「デプス」ノッシノッシ未央「あ…どいてる…何だったんだろ…」「三点鐘……合図ね。衛兵、開門を!」「はっ!」ゴゴゴゴゴゴゴゴ…………ガコン!未央「ひ、開いた……」忍「…まさかとは思うけど、今のがインターホンの代わりだったり……?」ネネ「ま、まさか、いくらなんでも…」千秋「ええ、そのまさかよ。驚いた?」スタスタ……※門の向こう側から、悠然と気品を漂わせる女性が現れた…。
894:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:47:57 ID:JVH
未央「あなたは……えーっと…どちら様で…?」ジラーチ【大体予想はつくけどね】千秋「そうね、名乗るのが遅れたわ。私はこのシデロスシティのジムリーダー、千秋。得意とするポケモンのタイプは……」トリデプス「デプス!」フンス千秋「はがねタイプ。どう、この頑丈さ。あの鋼鉄の扉にぶつかってもピンピンしてるでしょ?」肇「確かに……恐るべき防御力ですね……」ネネ「か、勝てるんでしょうか、私達……」加蓮「……ふうん、なるほどね。心から折りに来た、ってワケだ」千秋「あら。今のトリデプスの合図を見て、怖気づかずにそこまで思い至るなんて……話に聞いていた通り、その心力、なかなかのものね」未央「私達のこと、聞いて……? あ、そっか、やすやすが…」千秋「確かに四天王の彼女からも連絡は受けていたわ。けど、ここに来るまでに打ち破ってきた数多のジムリーダーからも、あなた達の噂は聞いていた。私、ずっと楽しみにしていたのよ、あなた達とぶつかるのを」
895:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:48:15 ID:JVH
忍(…これが、ジムリーダー……芳乃ちゃんや拓海師匠とはタイプが違うけど……感じる……ビリビリって……何だろ、この感覚……)忍(ぶつかるのがちょっと怖いのに……ワクワクする……!)グッ千秋「………いい眼をしているわね」フフ…忍「へっ、あ、アタシです…か?」ビクッ千秋「そう。いい緊張感だと思うわ。でも、常に張り詰める必要はないのよ。その覇気は勝負の時までとっておくことね。…行くわよ、トリデプス」スタスタトリデプス「デプス」ペコリ※トリデプスはこちらに頭を下げると千秋に付いて歩いていった……。〜〜〜〜〜〜
896:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:48:39 ID:JVH
未央「…何ていうか、この門といい、あの人の堂々とした立ち居振る舞いといい……」肇「圧倒…されますね…確かに」ネネ「今までに出逢ったジムリーダーや四天王さんともまた違う……千秋さん……強敵の予感がします…」加蓮「でも、はがねタイプのジムリーダーだって先にわかったのはラッキーだったかもね。対策うてるしさ」忍「なら、ここははがねに有利なかくとうタイプのトレーナーであるアタシが!」ハイッ!加蓮「うん。そう言ってくれるって思ってたよ、忍」フフッ肇「となると……タイプ相性の有利で挑むなら、加蓮さんと忍さん、それに私……でしょうか」未央「ドラゴンもくさも、相性的には分が悪いからねぇ。一応戦法もなくはないけどさ」ネネ「ほのおのキバやしぜんのめぐみ…ですね。ここはどう戦うべきか……慎重に選ばなくっちゃ…」加蓮「毎度の事だけど、ジムリーダーも相性不利の相手に対策はしてるだろうし……敢えて読まれにくいポケモンを出すのも、アリ……だよね」5人「「「「「うーん……」」」」」
897:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:49:03 ID:JVH
忍「って、悩むのはいいけど時間に余裕もないんだよね、アタシ達…」肇「結局、相手のポケモンはトリデプスしかわかっていませんし……そのトリデプスも、ジム戦に出てくるかはまだわかりませんからね」未央「こうなったらさ、もういっそジャンケンで決めない? もともと私達、鍛えて貰いに来てるんだしさ」ジラーチ【随分投げやりだなぁ…言ってる事もわかるけど】加蓮「ま、でも仕方ないか……今回は近くに幹部の姿も確認してるしね」忍「うう〜……今回は是非とも仲間に加えてもらいたい……絶対勝たなきゃ……!」※忍は手を組んでジャンケンのおまじないを始めた…。肇「では……勝っても負けても、どんな組み合わせでも、恨みっこなし、ですよ」ネネ「お互い、ベストをつくしましょうね!」未央「じゃ、いくよ!せーのっ!」「「「「「じゃーんけーん!!」」」」」〜〜〜〜〜〜
898:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:49:23 ID:JVH
〜そして・シデロスジム〜紗南『さぁ!破竹の勢いで駒を進めてきた挑戦者!シデロスジムという難攻不落の城砦を果たしてどう攻略してくれるのか!』千秋「さぁ、まずはお手並み拝見ね……行って、トリデプス!」ボウン!トリデプス「デープス!!!」ズシイイイン!紗南『先鋒もまさに鉄壁の砦!対する挑戦者のポケモンはー!?』ワアアアアア…ネネ「全力で……行きます!アマちゃん!」ボウン!アマちゃん「アマージョ!」スタッ…紗南『軽やかに戦場へ舞い降りた一輪の華!アマージョの登場だーっ!』ワアアアアア…!紗南『ではではさっそくいっちゃうよーっ!試合、開始!!』
899:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:49:50 ID:JVH
ネネ「ここは先手必勝……アマちゃん、『トロピカルキック』!」アマちゃん「マージョッ!」シュッ……トリデプス「デプッス?」アマちゃん「マージョマッ!!」ヒュウウウウ……ドガッ!トリデプス「デプス!」ガキィン!紗南『空中に飛び上がってからの華麗な一撃が決まったーっ!しかしトリデプス、攻撃は当たったもののこれをものともしていないーっ!』ネネ「堅い……!」アマちゃん「マジョマ……」クルクル……シュタッ千秋「確かに鋭い一撃だったわ。けれど、トリデプスの防御力を甘く見ないで貰いたいわね」トリデプス「デプゥス……」キュイイイン……ネネ「あれは……!?」千秋「その蹴りの衝撃、倍にして返してあげなさい!『メタルバースト』!!」トリデプス「デープス!」ズオッ……ドゴシャアア!!アマちゃん「マジョーッ!」ドゴオオオ……ネネ「アマちゃん!!」
900:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:50:18 ID:JVH
未央「今の技……受けた衝撃をそのまま跳ね返したの……?」肇「いえ……恐らくは、その衝撃にトリデプスの力が上乗せされています……威力は…数段上になるかと…」ジラーチ【1.5倍】未央「へっ?」ジラーチ【同じはがねタイプだからね。わかるんだよ。今の技は受けたダメージをはがねタイプのエネルギーに変換して1.5倍で跳ね返す技さ】未央「って、ジラちんはがねタイプだったの!?」加蓮「ふうん……はがねタイプなんだ、ジラーチって。何かわかったの?」未央「かくかくしかじかで……」肇「成程……」忍「って事は……攻略法は1つだね。カウンターを恐れて様子見で小技を出すより、一撃一撃強烈な技を叩き込んで、跳ね返される前に打ち破る」加蓮「それ、言うのは簡単だけど、あの防御力じゃ……」ネネ「大丈夫です!」加蓮「ネネ」ネネ「私達だって、ここまでの戦いを乗り越えて強くなってるんですから……これくらいの壁、どうってこと……ないです!」アマちゃん「マジョマ!」コクン
901:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:50:52 ID:JVH
千秋「いいわね。その折れない強さ。……来なさい、真正面から受けて立つわ!」トリデプス「デプゥス!」ネネ「いきます!アマちゃん、今度は連続で『トロピカルキック』!!」アマちゃん「マージョマッ!」タンッ! ヒュウウウウ……ドガガガッ!ガガガガガガガッ!!トリデプス「デプス……!」ガキキキキキン……!千秋「無駄よ!跳ね飛ばしなさい!」トリデプス「デープス!」ドッ!アマちゃん「ジョマアアア!」ズザアアア……!ネネ「く……!アマちゃん…!」紗南『おっと、アマージョ、弾き飛ばされて体勢を崩したー!これはマズいのではー!?』千秋「好機到来ね……決めるわよ!『ヘビーボンバー』!!」トリデプス「デプゥス!」ピョイイン!!未央「ウソ、飛ぶの!?」ネネ「いけない……避けてアマちゃん!!」アマちゃん「マジョマ……」ググッ……千秋「空中からの強撃は、何もそちらの専売特許じゃないのよ……押しつぶしてしまいなさい!!」トリデプス「デープス!!」ヒュウウウウ……!……ドッシャアアアアアアン!!
902:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:51:26 ID:JVH
ネネ「きゃっ……!」ブオッ……モクモクモク……加蓮「けほっ…えほっ……すごい土煙………!」紗南『煙が晴れるまで視界不良、果たしてどうなってしまったのかーっ!』千秋「………この一撃、マトモに受ければ立ち上がることはできないはず…」ネネ「……アマちゃん…!」アマちゃん「マージョマッ……」紗南『ああっと! かろうじて持ちこたえたか!? ですが最早満身創痍といった風体です!』オオオ……千秋「違う……ぶつかる直前、体勢を崩したまま、横に転がって回避していたのが見えた……」千秋「相手との体重に差があるほど威力が増大する『ヘビーボンバー』だけど……相手の機動力までは考えられていなかったわね…」トリデプス「デプゥス……デプス?」クイクイ紗南『あーっと!トリデプスの足がフィールドの地面にめりこんでいる!これでは身動きが取れません!』千秋「…判断を違えた…これは私のミスね……!」ギリッネネ「…はぁ……はぁ……アマちゃん」ドクン……ドクン……未央「ネネちん!」加蓮「……待って」スッ
903:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:52:01 ID:JVH
未央「でもかれん、ネネちんの体が……」加蓮「…貫き通したい意地があるの。どんなに体が弱くても……そうでしょ? ネネ…!」アマちゃん「マジョマ……」ネネ「いって……アマちゃん……私達は勝つのよ……!」アマちゃん「……ジョマッ!」ダッ…千秋「いいわ…その誇り、意地……見せてみなさい! …どれだけ無様であろうとも……膝を折るような真似だけは絶対にできないの!」首を振るトリデプス「デプス!」ブルブル!紗南『あの状態でなお勝つことを諦めないジムリーダー千秋!まさに鉄壁の精神力だーっ!』ワアアアアア…!ネネ「これで……最後!! 『飛び膝蹴り』よ!」千秋「耐え抜いて跳ね返しなさい!『メタルバースト』!!」アマちゃん「マージョマーーーッ!!」ズッ………トリデプス「プスッ……」ゴッ………!ドシャアアアアア!!トリデプス「プスオオオオ!」ヒュウウウウ……紗南『と、飛んだーっ!? 足が地面にめり込んでいたトリデプスを上空に蹴り飛ばしましたーっ!』千秋「いけない、あの体勢は……!!」ドシャアアアアア……!
904:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:52:26 ID:JVH
トリデプス「デプォ」キュウ……紗南『地面に激突ーー!自身の重量をそのまま背中で受ける形になってしまったー!トリデプス、戦闘不能です!!』ワアアアアア…!ネネ「く……っ……はぁ……はぁ…」紗南『………医療班!トリデプスの手当てとネネちゃんの介抱を!』加蓮「ネネ……」ネネ「…ちょっと無茶しすぎちゃいました……あと、頼みます……加蓮さん……」フラッ……亜季「おっと!」ダキッ清良「脈拍は……これは過呼吸症候群ね……大丈夫、適切な処置をして安静にすればすぐに良くなるわ」アマちゃん「マジョマ…」ネネ「アマちゃん……ごめんね……アマちゃんに……もしものことがあったらって……想像したら……はぁ……はぁ……」亜季「ご無理なさらず、アマちゃん殿もきっとわかっているはずですよ、ネネ殿」アマちゃん「ママー…」ネネ「そんな……顔……しないで……ちょっとびっくりした、だけだから……ね?」アマちゃん「ママー」ギューッ〜〜〜〜〜
905:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:52:57 ID:JVH
紗南『ネネ選手、容態は快方に向かいつつあるとの事です! やー、良かった良かった…』加蓮「………私……」千秋「何を迷っているの? 次は貴女の番でしょ」未央「ちょ……そんな言い方……」加蓮「…未央、大丈夫だから」スッ未央「でも!」加蓮「そう、さっきのは……私の勝手な独善。もしかしたら期待を押し付けてしまったかもしれない……そう、思ったよ。今の今までは…」千秋「……そう。今は違うと言うのね」加蓮「うん。…今は託された思いに……全力で応えるだけ」加蓮「勝手かもしれないけど……それが私の覚悟!」ボウン!ぽて「バッフウウウン!!」ボオオッ!紗南『背中の炎が燃え上がるーっ!ここで、はがねタイプに有利なバクフーンを繰り出してきたーっ!』ワアアアアア…!
906:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:53:25 ID:JVH
千秋「いい覚悟。……それでこそこちらも全身全霊でぶつかれる!」ボウンドータクン「ゴワーン!」フヨフヨ……紗南『ここでドータクンの登場だー!動きは緩慢ながらエスパータイプを併せ持つ変幻自在の耐久ポケモンだよー!』ワアアアアア…!加蓮「相手のまもりを上回る、火力! 今ならこの技が……私達の全力っ!!」ぽて「バッフウウウン!!」ドゴオオオ!!!未央「ひゃっ……!? 背中の炎が……!」肇「まるで……霊峰が火を噴くよう……あの技は……」加蓮「燃え上がれっ!!『噴火』!!」ドゴオオオ………ドパァン!ドパァン!ドパァン!千秋「噴火……体力が最大に近ければ近いほど威力を増す、炎タイプ最強クラスの大技……けれど」ドータクン「ゴワワーン!」紗南『これは…弱点の炎攻撃を耐えているーっ!』忍「あれだけの威力を…耐えた!? 嘘でしょ、相性では効果は抜群なのに……」千秋「ドータクンの特性は『耐熱』。ある程度なら炎攻撃を軽減できる。そして……この技で貴女は何もできなくなる!」ドータクン「ゴワーン ゴワーン ゴワーン!」ポツ……ポツ……加蓮「……これは…!」ザアアアアアア……!
907:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:53:55 ID:JVH
千秋「貴女達、例のマジカ団と戦っているのよね。なら、悪天候下での戦いがどういうものかくらいは…知っているわよね」紗南『これはドータクンの『雨乞い』です!しばらくの間炎攻撃の威力は下がり、水攻撃の威力が上昇します!……っていうか傘、傘どこーっ!!』アタフタ加蓮「それでも……まだこっちはダメージを負ってない……やるんだったら、最後まで……! ぽて、もう一度『噴火』攻撃!」ぽて「バッフウウウン!」ゴバアアアア……ドパァン……ジューッ! ジューッ……モクモクモク……紗南『土煙の次は水蒸気!それも超高熱広範囲の攻撃に昇華しましたーっ!』千秋「成程。雨下でも炎ポケモンを活かす策……見事なものね」ドータクン「ゴワーン……」ゴト……バターン!紗南『ドータクンここで戦闘不能!流石に2度は耐えられませんでしたー!!』千秋「よくやったわ、戻って」シュウウウウ……忍「加蓮ちゃん、凄いよ!完全に逆風だった状況を……あんなふうに逆手にとっちゃうなんて…!」加蓮「……けど……まだ気は抜けないよ」忍「……そっか、雨……」ハッ加蓮「ただ降らせただけで終わりってわけ、ないもんね…そうでしょ、千秋さん」千秋「勿論、そのつもりよ。さあ、この子を越えられるかしら!」ボウン!
908:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:54:21 ID:JVH
エンペルト「ペルルルー!!」肇「水タイプ!」紗南『みず、はがねタイプの皇帝ポケモンエンペルト、満を持して降臨です!!』加蓮「せめて、後続に繋げるくらいはしなくちゃね……! ぽて、もう一度『噴火』!」ぽて「バッフウウウン!!!」ゴバアアアア!!千秋「……諦めが悪いのね、随分と」加蓮「よく言われる!」ニヤリ紗南『不敵に笑う加蓮選手、ですが噴火攻撃の威力は大幅に削がれています!』エンペルト「ペルー!」ブバーッ! ジューッ…千秋「低威力の水技でも相殺できる程に、ね……蒸気でそれなりのダメージは免れないでしょうけど、それでも」加蓮「まだまだ……!ぽて、『ワイルド……』」千秋「遅いわ。『ハイドロポンプ』!」エンペルト「ペルルルー!」ブバーッ!!!ぽて「バフウウウ!」ドシャアアアアア!
909:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:56:06 ID:JVH
紗南『高圧水流で壁に叩きつけられたー!ただでさえ雨が降る中のタイプ一致ハイドロポンプ、これは耐えられないーっ!』ぽて「バフウ……」キュウ……紗南『戦闘不能ー!!これで両者とも残り1体です!』加蓮「……ありがとう、ぽて…ゆっくり休んで」シュウウウウ……加蓮「忍!」スッ忍「……ふふ。実はこのハイタッチ……やるの楽しみにしてたんだよね!」加蓮「道は拓いたから……後は、任せたよ」パァン!忍「……っ……よーっし!! 遂にアタシ達の出番っ!! 絶対に、勝つ!!」ボウン!ムツ「シュシャッ!」パンチパンチ!
910:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:56:31 ID:JVH
紗南『初陣を華々しく勝利で飾ることができるのか、それとも一敗地に塗れる事になってしまうのか!最後の勝負にエビワラー、今、ゴングです!!』ワアアアアア…!千秋「……マズイわね。エビワラーの使える技は……雷パンチをはじめとして各種属性技や格闘技……それに、拳を使う技は威力が増大するはず……特性にもよるけれど」忍「ここまで道を拓いてくれたみんなのため………」千秋「速攻をかけたほうが良さそうね……これで決めるわよ!『アクアジェット』!」エンペルト「ペルルルル! ペルーッ!」シュゴオオ!紗南『全身に水流を纏っての超高速突進技、アクアジェット!勝負はこの技を見切れるかにかかっています!』未央「しのむー!」加蓮「忍…!」肇「お願いします……!!忍さん!」忍「………みんな……」
911:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:56:53 ID:JVH
拓海『さぁ、行って来い』ポンッ有香『ここまで来たら……後は突撃あるのみ、ですよ』ポンッ芳乃『さぁ、いざ参らん、なのでしてー。ぶおおー。』忍「……ありがとう、師匠、有香ちゃん、芳乃ちゃん…」ムツ「シャッシャッ」シュシュシュッエンペルト「ペルルルル!」シュウウウウ…!忍「どんなに相手が早くても…今のアタシ達には…止まってさえ見えるよ」ムツ「シャッ」コクン忍「いくよ……カウンターのタイミングで……『インファイト』!!!」ムツ「シャアアアラアアアアッ!!!」ドッ………エンペルト「ペル」ゴッ………
912:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:57:14 ID:JVH
ムツ「シャラララララララララララララララララララララララララララララララララァ!!!」ドッバキッドカッゴゴッメキッドスッゴシャッ!エンペルト「ペルルァアアアア!!!!」ドスッドカッドゴッ……拳を突きだす忍「っっけええええええええ!!!」バッ!ムツ「シャアアアアアアアラァアイッ!!!!」メリッ……エンペルト「ペルァ」ゴハッ……千秋「エンペルト!!」エンペルト「ペルァ……」ヨタヨタ……エンペルト「ペル……」ヨロッ……グググ……バターン!!
913:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:57:36 ID:JVH
千秋「……何て攻撃………こちらの攻撃の勢いさえも利用して……私の自信が裏目に……出るなんて……」紗南『エンペルト、戦闘不能!シデロスジムでの戦いを制したのは、挑戦者達だーっ!!』ワアアアアア………!忍「やった……? やったよね………?」ムツ「シャイ」コクン忍「やったよムツーっ!!あはは、バンザーイ!!」ムツ「シャイ?」拳を突きだす忍「ほら、ムツも」スッムツ「……シャイ!」スッ※互いの拳が優しく交わった……。ネネ「……みんな……良かった……」加蓮「ネネ…!」ダッ
914:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:57:54 ID:JVH
ネネ「すみません、こんな不甲斐ない私で…」加蓮「何言ってんの……私こそ、勝手に押し付けたりして……」ネネ「いいんです。むしろ……それが嬉しかったから……信じてくれて、ありがとうございました」ニコッ加蓮「本当……いい子すぎ」ヨシヨシ忍「ふたりともー!バッジバッジー!」ムツ「シャイ!」加蓮「あ、そっか……行こ、ネネ」ネネ「はい。あの、ゆっくりで、いいですか?」加蓮「ん。ほら、手握ってあげるから」ネネ「わぁっ……ふふ、ありがとうございます…!」〜〜〜〜〜〜
915:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:58:14 ID:JVH
※ジムバッジを手に入れた加蓮達が街を去ってしばらく後。夕方・シデロスジムの城壁屋上。1人、夕焼けを見ながら黄昏れる千秋の姿があった…。千秋「………フォルテバッジ、渡してしまう結果になってしまったわね…」千秋「…私が慢心しなければ、負けなかったかもしれない……もっと大きく、高い壁になれていたかもしれないのに………悔しい……」「その悔しさ、よく分かりますよ」千秋「え……?」
916:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:58:34 ID:JVH
マジカ団総帥「どうです……その地に堕ちた誇りとやら……我々と共に戦って、雪いでみては……」千秋「…聞き捨てならないわね………誰の誇りが地に堕ちた、ですって?」マジカ団総帥「堕ちているではありませんか、正に、今にも沈み行く斜陽の如く……だからこそ、その夕陽に慰めを、安らぎを求めたのでは?」千秋「……そうね。確かに私は敗けた事に悔いていた。それは紛れもない事実よ。…けれど」千秋「それもこの胸に矜持あればこそ。それを侮辱すると言うのなら…貴方が何者であれ…容赦はできない」ボウン!トリデプス「デプゥス!」ズシイン!マジカ団総帥「やれやれ……どうにも面倒な事になりましたね…。弱っている心の隙を突くつもりが……」スッ
917:6RLd267PvQ:19/09/21(土)17:58:49 ID:JVH
マジカ団総帥「尚も痛め付けなければ理解して貰えないとは……全く、心苦しい話です」ボウン!マフォクシー「クォォォォン!」マジカ団総帥「ならば直接地に堕として差し上げましょう。この私自らの手で…ね」※遂に手持ちポケモンをあらわにしたマジカ団総帥。果たして勝負の行方は…。続く…。
918:6RLd267PvQ:19/09/21(土)18:01:07 ID:JVH
今回は以上になります。いよいよジムバッジも6つ。シナリオ終盤へ向けて、ゆっくり着実に行きたいと思っています。因みに千秋さんのパーティーはシンオウ統一だったりします。出身地ネタですね。では今回もお目汚し、失礼をば。
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