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モバP「アイドル?」千枝「千枝をオトナにしてください!」

1UpHOrkEMJ2:2018/10/12(金)18:39:56 ID:wA4()
6作目です。
よろしくお願いします。
52UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)21:28:47 ID:21S
P「つ、遂にやり遂げたぞ…!」ゼーハーゼーハ―

アシスタント「ええ、最後までよく頑張ったわね…もう、私から教えることは何もないわ」

アシスタント「貴方はもう、立派なプロデューサーよ……誇っていい…!」

P「~~~っ、よっしゃああああ」

社長「お、二人ともお疲れ」

P「お疲れ様ですっ!」

アシスタント「お疲れ様です、社長」

社長「おお…見違えるほど逞しくなったな、P君」

P「ありがとうございますっ、今の俺は無敵ですよ!!」
53UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)21:30:15 ID:21S
社長「ふむ…――君、彼はもう“やれそう”かね」

アシスタント「ええ…もう十分成長したかと」

社長「そうか…P君、君にプロデューサー見習いとしての、最後の試練をだそう」

P「はいっ」

社長「知っての通り、第3芸能課には、まだ所属アイドルがいない…君が、トップアイドルの卵を見つけ出してくるのだ!!」

P「!」

社長「…1週間以内に、だ」

P「…ふっ、問題ありません。1週間とは言わず、3日で見つけ出してみせますよ!」
54UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)21:31:07 ID:21S
社長「ほう…?よくぞ吠えた。その心は?」

P「アシスタントさんとの地獄の特訓を乗り越えた今の俺は……負ける気がしねぇっ!!」

社長「よしっ!P君っっ、行ってこい!!」

P「任せてくださいっ、最高の女の子をスカウトしてきますよ!!俺の為に、346のために、まだ見ぬファンのために!!」ダッ ガチャ バタン

社長「やはり、私の目に狂いはなかった…彼ならきっと、素晴らしい魔法使いになれるだろう」

アシスタント「ええ、今後が楽しみですね」クスッ
55UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)21:32:08 ID:21S



「千枝ちゃんは、すっごく良い子ね~」

「ホントよね~うちの子なんて、あれ欲しい、これ欲しいって、いつもワガママで…」

大人の人は皆、私のことを“良い子”と言った。

「千枝さんはとってもまじめな子ですよ。礼儀正しくて、品行方正で」

「佐々木は偉いな、毎回予習復習をしっかりしてきて…他のみんなも佐々木を見習ってくれたらいいんだが」

学校の先生も、私のことを褒めてくれた。

「千枝ちゃんって、お裁縫上手なんだね!」

「ねね、私にも教えて?」

クラスの女の子達は皆、私と仲良くしてくれた。
56UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)21:33:02 ID:21S
わたしは幼い頃から、いろんな人にまじめで良い子だと言われてきました…
もちろん、褒められたり、仲良くしてくれるのは嬉しかったです。
でも、そんな平凡な日々にすこし物足りなさを感じていました。
そんなこともあって、いつからか、私はひと一倍“オトナ”に憧れるようになっていきました。
かっこよくて、キラキラしていて、ちょっぴり悪い“オトナ”…その最たるものが芸能界でした。
テレビで活躍する女優さん、歌手さん、モデルさん…彼らは、私にとって憧れの存在だったんです。いつか…自分もただの良い子じゃなくて、たくさんの人に憧れられる“オトナ”になりたい…そう思っていました。
57UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)21:34:11 ID:21S
~佐々木家~
ママ「千枝、ちょっとおいで~」

千枝「ママ?どうしたの?」

ママ「実はね、今日もらったチラシのことなんだけど…」スッ

千枝「ええっと…君も輝く星になろう…アイドル養成所…」

ママ「最近近くに新しいアイドル養成所ができたらしいの、良かったら千枝、通ってみない?」

千枝「えっ!私が!?」
58UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)21:35:27 ID:21S
ママ「ええ、千枝、前から何か習い事をしてみたいって言っていたじゃない?養成所にはたくさんの人が集まるだろうから、学校じゃ知れないこともたくさん勉強できると思うの」

千枝「わぁ~そうなんだ…!」

ある日、私はママにアイドルの養成所に通うよう勧められました。芸能界に憧れていた私にとって、それはまさにうってつけのものでした。

千枝「ママ!私、通ってみたいな…!」

ママ「ふふっ、千枝、いつもオトナに憧れていたもんね~♪わかったわ、明日手続きしに行きましょうね」

千枝「やった…!ありがとう、ママ!」

ママ「どういたしまして♪」

こうして、私はアイドル養成所に通うことになりました。
59UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)21:37:05 ID:21S
養成所には、ママの言っていた通り、たくさんの人がいました。
私と同じくらいの子から大きな大人まで、幅広い年齢の人達がレッスンを受けに来ていました。
ですので、養成所に通ううちにいろんな年頃の人と仲良くなることができました。
養成所に通う誰もが、アイドルになりたいという強い想いを持っていました。
絶対にアイドルになりたいと思っていたわけではない私にとって、それは衝撃的なことでした。
彼らに影響されたのか、次第に私自身もアイドルに対し、憧れを抱くようになっていきました。
60UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)21:37:49 ID:21S
~養成所~
候補生C「ねえねえ、千枝ちゃん、あのウワサ…知ってる?」コソッ

千枝「Cちゃん?ウワサって、何?」

レッスンの合間の休み時間、友達のCちゃんが私にコソコソ話しかけてきた。

候補生C「あのね…この養成所に時々、芸能事務所のプロデューサーが見学しに来てるんだって!」

千枝「え…そうなの…?」

候補生C「うん…それでね、その人たちにいいな~って思われた子は直接スカウトされることもあるらしいよ!」

千枝「へえ~すごいなぁ」

候補生C「何他人ごとみたいに言ってるのよ!これはチャンスよ…千枝ちゃんもかわいいんだから、もっと普段から周りにアピールしないと!」
61UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)21:38:18 ID:21S
千枝「あ、アピール?」

候補生C「そうっ!こう、両腕を頭の後ろに回して・・・」ウッフーン

先生「こらっ」ペシッ

候補生C「あいたっ」

先生「バカなことやってないで、ちゃんとレッスンの振り返りをしなさい?Cさん、足を交互に出すところで危うく転びそうになってたじゃない」

候補生C「は~い…」

先生「佐々木さんはよくできていましたよ。今後もこの調子で頑張ってくださいね」

千枝「は、はい。ありがとうございます…!」

候補生C「むむっ、さすがだね千枝ちゃん!こうしちゃいられない、アタシも頑張らないと!」スクッ

千枝「Cちゃん?休み時間はまだ終わってないよ…?」

候補生C「ちょっと自主練してくるー!」タッタッタ

先生「あんまり無理しちゃダメよー 候補生C「わかってるー!」……もう、Cさんったら」スタスタ
62UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)21:39:13 ID:21S
千枝「……プロデューサーかぁ」

もし…もし自分をスカウトしてくれる人がいるとしたら、どんな感じなのだろう…?

千枝(芸能事務所のプロデューサー…やさしい人だといいな…)
63UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)21:39:53 ID:21S
それから私は、家族や友達に応援されながら、養成所に通い続けました。
そして、数ヶ月後、遂に運命の出会いを果たすんです…大好きな“あの人”と
64UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)21:41:09 ID:21S
千枝「ふぅ…今日のレッスンも楽しかったな…でも、そろそろお家に帰らないと…」

「あ、あの!そこの君、ちょっといいかな?」

千枝「え?」クルッ

レッスン後、帰り支度をしようと準備をし始めた時のことです。私は誰かに声を掛けられました。振り返ると、そこには大きなオトナの男の人が立っていました。

千枝「えっと…もしかして、私のことですか?スタッフさんかな…?は、はじめまして!佐々木千枝です」
65UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)21:42:05 ID:21S
「千枝ちゃんか、かわいい名前だね!」

千枝「あ、ありがとうございます。お父さんとお母さんが、私の為につけてくれた大切な名前なんです」カアァ

「千枝ちゃんも、ここでレッスンを受けているのかい?」

千枝「はい。今、養成所で、週に1回レッスンを受けています。数ヶ月前に入ったばかりで、まだまだですけど…いろんなことが学べて、とっても楽しいです」

「なるほど…もしかして、自分からアイドルに憧れて、ここに通うことを決めたとか?」

千枝「い、いえ!養成所は、もともとママに勧められて入ったんです。学校では知れないことが勉強できるからって。だから、絶対アイドルになりたいわけじゃなかったんです」

千枝「でも、レッスンは楽しいですし、お友達もたくさんできたし…私、ずっと“オトナ”の世界に憧れていたんです。だから、最近はアイドルになりたいって気持ちも強くなってきて…養成所も、今は好き…です」

「そっか…」
66UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)21:43:13 ID:21S
千枝「…あっ、勝手にしゃべっちゃって、ごめんなさい。スタッフさん、私に何かご用ですか…?」

「ふっふっふ、よくぞ聞いてくれたね…」ゴソゴソ

千枝「?」

「…はいっ、これ!受け取ってくれないかな」スッ

千枝「あっ、はい。え~と…346プロダクション だい3げいのうかしょぞく…えっ、こ、これ…もしかして…!」

「佐々木千枝さん!あなたを、我が346プロダクション 第3芸能課のアイドルとしてスカウトしますっ」

千枝「『スカウト』?も、もしかして、千枝、アイドルになれるってことですか!?」パアァ

「そういうこと!」

千枝「うわぁっ!とっても、とってもうれしいですっ!私、いっしょうけんめいがんばりますっ!」

千枝「スカウトしてくれたってことは…あなたがプロデューサーさん…なんですか?」

P「ああ!もし、千枝ちゃんが346プロに来てくれたら、君のプロデューサーになる予定なんだ」
67UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)21:44:27 ID:21S
千枝「よかったぁ…担当のプロデューサーさんが、怖い人だったらどうしようって、ちょっと泣きそうでした。やさしそうなプロデューサーさんで安心ですっ!」

P「へへへ、それって親しみやすそうってことだよな?それなら…嬉しいな」ニッコリ

千枝「!」ドキン

P「?千枝ちゃん?」

千枝「え、えっと…でも、ちょっとだけ…ドキドキ…するかも……ぷ、プロデューサーさん、千枝をよろしくお願いしますっ。いろんなこと、これからやさしく…教えてくださいっ!」ドキドキ

P「ああ、勿論さ!俺の名前はP。千枝ちゃん、これからよろしくな!」
68UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)21:44:50 ID:21S
こうして、当時、小学生だった私は、Pさん…プロデューサーさんに出会ったんです。
69UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)21:46:02 ID:21S
遂に念願の事務所所属になれた私、“オトナ”に一歩近づいたみたいですごく嬉しかったけど、楽しいことばかりではありませんでした。

~レッスン場~
P「千枝ちゃん、レッスンお疲れ」

千枝「あっ、おはようございますっ!プロデューサーさんっ!」

P「うん、おはよう。どうだった?346プロ所属になって初めてのレッスンは」

千枝「う、それが…千枝、まだまだ分からないことがいっぱいで…。ちょっと、しょんぼりした気分になっちゃいました…」ショボン

千枝「やっぱりプロのレッスンは、養成所とはぜんぜんちがいますね。緊張しちゃって、上手にできなかったんです…養成所だったら笑って許してくれる失敗も、怒られて…」ギュッ

P「千枝ちゃん…」

千枝「ダンスは振付を忘れて、リズムに遅れちゃったし、ヴォーカルレッスンは恥ずかしくて、大きな声が出せなかったし、ヴィジュアルレッスンでは『表情がかたい』って言われて…」

千枝「アイドルになるのって、やっぱり思っていたより大変です…。こんなで、千枝、ちゃんとしたオトナっぽいアイドルになれるのかなぁ…」
70UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)21:48:07 ID:21S
P「そっか…聖さんのレッスン、厳しいもんな…でも、心配しなくても平気さ!千枝ちゃんなら絶対にオトナっぽいアイドルになれるって!」

千枝「そうですか…?」

P「ああ!…千枝ちゃん、突然だけどさ、少しクイズでもしようか」

千枝「え…クイズ…ですか?」

P「そうっ…問題!346プロの社員として働いている俺…プロデューサーになってから、どれ位たっていると思う?」

千枝「う~ん……プロデューサーさんはいつも、たくさんお仕事していて、千枝が知らないこともたくさん知っているオトナな人だから……数年くらい…?」

P「ふっふっふ、正解は……なんと、たったの数ヶ月でしたー!!」

千枝「え!そうなんですか!?」

P「千枝ちゃんは俺のこと、しっかりした大人の人だと思っているかもしれないけどさ、本当は違うんだ。プロデューサーとしても、大人としてもまだまだ未熟なんだよ」

P「仕事でミスをしてアシスタントさんに怒られることもあるし、プロデュースで分からなことがあると、先輩に話を聞きに行ったりすることもある…俺も、千枝ちゃんと一緒なんだ。もっとたくさん勉強しなくちゃならない」

千枝「プロデューサーさんが…私と同じ…」

P「聖さん…ベテトレさんが厳しいレッスンをするのも、全部、千枝ちゃんのことを想ってのことなんだ。千枝ちゃんが将来、素敵な“オトナ”のアイドルになれるよう…舞台の上で輝いて欲しいって思っているからなんだよ」
71UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)21:49:10 ID:21S
千枝「プロデューサーさん…」

P「だからそんなに気を落とさなくても大丈夫。俺も、千枝ちゃんも、これからどんどん成長していけばいいんだ…二人一緒にな!」

千枝「あ、ありがとうございます、プロデューサーさん!そうですよね…まだ、始まったばかりですもんね…!」

千枝「千枝…まだまだかもしれないですけど、レッスンもちょっとずつだけど上達するようがんばって、アイドルのことも、いっしょうけんめい、覚えていきます!」

千枝「千枝、早くみんなに憧れられるような…立派で、オトナっぽいアイドルになれるよう、がんばりますからっ!」

P「おう!その意気だ!」ニッ

千枝「だから、もし…もし、ちゃんと大人っぽいアイドルになれたら、そのときは……千枝のこと、いっぱいほめてくれたら、うれしいなぁって思いますっ!」

P「千枝ちゃん…わかった!その時はもう、めいっぱい褒めてやるからなー!!」

千枝「えへへっ///」

千枝(プロデューサーさん…やっぱり優しくて、かっこいいな…千枝のプロデューサーがPさんで、本当によかった)とくん とくん
72UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)21:51:06 ID:21S
プロデューサーさんは、悲しい時、辛い時、落ち込んじゃった時、いつも傍にいてくれた。
悩んでいる時は、たくさんアドバイスをしてくれた。
まだ小さかった私にもまっすぐ向き合ってくれるPさん…
そんな彼に、私はだんだんと惹かれていきました。
小学生の女の子を惚れさせるなんて、Pさんも悪い“オトナ”ですね。ふふっ…♪
73UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)21:52:25 ID:21S
それからは、今後お世話になるであろう人達への挨拶回りや宣材写真の撮影などなど、色々なことをしました。
プロデューサーさんと二人でアイドルを目指す日々、毎日が刺激的で、本当に楽しかったです。
そして…
74UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)21:53:04 ID:21S
~346プロ 第3芸能課~
千枝「で、デビューライブ!?」

P「ああ!千枝ちゃんのデビューが決まったんだ!もちろん、曲や衣装もあるぞ!」

千枝「す…すごい…!千枝、とうとう本物のアイドルになれるんですね…!」

P「そうだ!ライブまでの数週間、今まで以上にレッスンの時間を増やすぞ…!ちゃんと付いて来れるかな?」

千枝「はい…!千枝、もっともっ~と練習して、立派なアイドルになれるようがんばりますっ!!」

P「よしっ、俺も全力でサポートするから、一緒に夢、叶えような!!」
75UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)21:53:47 ID:21S
数週間後にデビューすることが決まり、とてもはしゃいでしまった私。
パパやママ、友達のみんなもたくさん応援してくれました。
今まで以上に厳しいレッスンでしたが、一つ一つこなすごとに、どんどん自分が上達していくのが分かる…
夢に近づいているのを、身をもって実感しました。
そして…
76UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)21:54:41 ID:21S
~デビューライブ 舞台袖~
P「さぁ…とうとうこの日がやってきたぞ…!千枝ちゃん、いけそうか?」

千枝「はい…!初めてのライブで、ちょっとだけこわいけど…それ以上にワクワクしているんですっ」

P「千枝ちゃん…ホントに立派になったな!俺…今までプロデューサーやってきてよかった…!」ウルウル

千枝「プロデューサーさん…まだライブは始まっていませんよ!」

P「おっ、そうだったそうだった。涙はライブが終わるまで取っておかないとな」
77UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)21:55:15 ID:21S
千枝「あの…プロデューサーさん、千枝、ライブが始まる前に、プロデューサーさんにお願いしたいことがあるんです…聞いてくれますか?」

P「ん?なにかな?」

千枝「もし…もし、ライブが成功したら、一つだけ、ご褒美をくれませんか…?」もじもじ

P「ご褒美?うん、いいぞ!ステーキでもおすしでも、何でもござれだ!」

千枝「ホントですかっ!えへへ、ぜったい、ぜっ~たい、約束ですよっ」パアァ

P「勿論だ!プロデューサー、嘘つかない」

スタッフ「佐々木さん~、スタンバイの方お願いしま~す」

千枝「は~い!…プロデューサーさん、千枝、行ってきますね!」ダッ

P「ああ!千枝ちゃん、頑張れー!!!」
78UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)21:55:38 ID:21S
プロデューサーさんは、いつも私の傍で優しく見守ってくれた。
プロデューサーさんがいたから、アイドルとしての私がいるんです…だから…
79UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)21:55:59 ID:21S
千枝(プロデューサーさん…もし、私がステキなアイドルになれたなら…)

千枝のこと、ひとりの女の子として、見てくださいね?
80UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)21:57:04 ID:21S



『プロ・・・さん、おき・・・ますか?』

『・・・・・・プロ・・・さん・・・』ギシッ

P(ん~、ううん…?)

仕事を一通り終え、仮眠室でひと眠りしていた俺、ふと誰かの声が聞こえ、意識が覚醒し始める。なんだか、懐かしい夢を見ていた気がする。

P「ん…千枝…?」

目を開けると、そこには…
81UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)21:58:05 ID:21S
千枝「プロデューサーさん…!?」ビクッ

P「ち、千枝!?な、なななななんでベットの上にいるんだ!?」ギョッ

今にも唇が触れ合いそうなほどの距離に、千枝の顔があった。

千枝「え、えっと、あの!プロデューサーさんが眠っているのを見て、昨日も頑張っていたのかなあとか、意外と寝顔はかわいいんだなあとか思ってて…!だから…その…!」アセアセ

P「わ、わかったわかったから、一旦落ち着いて!近い近い!」

千枝「ご、ごめんなさい!今、どきますk あっ…!」ギュッ

P「うわっ!」

ワイシャツを引っ張られた勢いで、ふたり同時に倒れ込む。
82UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)21:59:12 ID:21S
P「う、ううん…千枝…大丈夫か…?」ムニュ

……ん?なんだ?この柔らかい感触…?

千枝「んあっ……♡」ビクッ

気が付くと、俺が千枝を押し倒す形になっていた。

P(な、なにぃぃぃぃぃ!)

突然のことで頭が真っ白になる、いい歳しながら女性経験はからっきしな俺にとって、目の前の光景はパニックに陥るには十分なほど、衝撃的なモノだった。
83UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)22:00:22 ID:21S
千枝「ひゃっ、あっ、あっ!やんっ…♡」ビクビクッ

P(え…!?俺、今何触ってんだ!?え、は!?)ムニュッ ムニュッ

千枝「はー…はー…プ、プロデューサーさぁん……」トローン

P「うっ」ドキン

顔が赤らみ、とろけた顔で俺を見つめてくる千枝、目の前にいるのはもはや、かつての幼かった少女ではない…
身も心も成長した“オトナ”だった。
84UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)22:00:49 ID:21S
P「す、すすすすまん!すぐ離れるk」ガシッ ギュッ

男としての本能が目覚めそうになるのを必死に耐えながら、千枝のカラダから離れようとした。すると、千枝が俺の腕をつかみ、自分の胸に押し当てた。
85UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)22:01:23 ID:21S
千枝「んっ…プロデューサーさん……私…私…」

P「ち、千枝?は、はなしてくれ…このままじゃ、俺…」ドキドキ

千枝「………いいですよ……」

P「…えっ…」ドクン

千枝「プロデューサーさんになら……私…」ドクン ドクン

P「――」ゴクリ
86UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)22:02:10 ID:21S
幼い頃から今まで、ずっと一緒にいた大切な担当アイドル。
その一人が俺に対し、熱っぽい視線を向けてくる。
そんな彼女に対し、俺は…
87UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)22:02:31 ID:21S
「おっほん!!!」
88UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)22:02:51 ID:21S
P「」ビクッ

千枝「……」
89UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)22:04:06 ID:21S
「まさか、こんな時間から事務所で盛り始めるとは思いもしませんでしたわ」

P「え、え~と」ダラダラダラ

恐る恐る声が聞こえた方へと振り返る、そこには…
90UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)22:04:54 ID:21S
「プロデューサー様には、すこーし教育が必要なようですわね?」

「…………………………」壁|ω・`)ジー

「……P……浮気は……ゆるさない……」ニャー

「先生……?」ギュッ
91UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)22:05:27 ID:21S
担当アイドルの4人が立っていた。一気に背筋が凍りつくのを感じた。

P「ち、違うんだ…こ、これには深い訳があってだな…?」ダラダラ
92UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)22:06:19 ID:21S
「分かってますわ、大方、仕事終わりで仮眠していた時に、ちょっかいを出されていたのでしょう…?そうですわよね、千枝さん?」

千枝「…分かってるなら邪魔しないでほしいなぁ…」

「ふふふ、そういうわけにはいきませんの。プロデューサー様は“わたくし”の旦那様になるんですから」

千枝「へえ…面白い冗談を言うんだね、桃華ちゃん」

「ふふふふふふ」

千枝「あははははは」

P「ヒエッ…」

P(こ、怖っ、なにがどうなってんだ…!)

俺は助けを求めるため、他のアイドルに顔を向けた。
93UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)22:06:43 ID:21S
「……やっぱり……Pには……首輪……付けておかないと……」

こっちも怖かった!

「……………………………」壁|ω・`)ジー

P「ダディャーナザァーン!ナズェミテルンディス!!」

「ありすですっ!!!」クワッ

ほっ、よかった。ありすはいつも通りだな!

「先生……やっぱり、薫みたいなコドモじゃ…ダメなのかな…」

うっ、なんだか罪悪感が…

P「このままじゃ、収拾がつかない…!と、とりあえず起きるぞ!」
94UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)22:07:11 ID:21S
ベッドから離れた俺は、担当アイドル達の前で床に正座させられていた。
95UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)22:07:32 ID:21S
「まったく!プロデューサー様!あれほど泊まり込みのお仕事はいけませんと、言っておりましたのに!ちゃんと家に帰ってお休みにならないと、取れるはずの疲れも取れませんわよ!」ぷんすか

「プロデューサーさんには、私達のプロデュースをするという大事な役目があるんですよ…あまり心配させないでください」

「そうだよ!ごはんをカップ麺だけですませるなんて…ちゃんとした栄養を取らないと、カラダを壊しちゃうよ…先生が病気になったら、私……」

「P……昨日……家に帰って……来なかった……私……寂しかった……」

千枝「プロデューサーさんが私達のことを想って働いてくれていることはわかっています。でも、無理をして仕事をするなんて…ダメです!私達にとって、プロデューサーさんはかけがえのない存在なんですから」

P「ご、ごめんな…今手が空いているのが俺しかいなかったから…普段はこんなことないんだが…」
96UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)22:08:04 ID:21S
「これはもう、わたくしが責任をもってプロデューサー様の面倒を見るしかありませんわね!お父様やお母様も早く孫の姿が見たいようですし…♡」

「聞き捨てなりませんね。プロデューサーさんの奥さんになるのは私です!最近、いちごパスタの新しいレシピが完成したんです。プロデューサーさんには一番に食べて貰わないと」

「先生……私、先生の為なら、美味しいご飯、毎日作ってあげられるよ!だ、だから…その…薫が先生の…お嫁さんに…」もじもじ

「……P……今日こそ……一緒に……寝るの……ペロも……待ってる……」ニャー

千枝「プロデューサーさん…私、本気ですから」

P「は、ははは……」ダラダラ

どうやら、俺のプロデュース生活はこれからも波乱万丈のようだ。

終わり
97UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)22:10:17 ID:21S
以上で終わりです。次は向日葵みたいなあの子を書いてみたいです。
もし見かけたときは、よろしくお願いします!
98UpHOrkEMJ2 :2018/10/12(金)22:10:37 ID:21S
ここまで読んでくれた皆さん、ありがとうございました!
99名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)07:07:16 ID:n7v
ホスト要素は絶対無駄。相変わらず蛇足が多すぎてテンポ最悪だね。毎回指摘されてるんだから学習しなよ…。
絶望的に話作りのセンスが無い
100名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)10:03:39 ID:MJg

ホモ要素?
101名無しさん@おーぷん :2018/10/14(日)01:58:52 ID:sGj
乙乙
次回も舞ってる

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モバP「アイドル?」千枝「千枝をオトナにしてください!」
CRITEO