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服部瞳子「私の嫌いな人」

1名無しさん@おーぷん:2018/10/11(木)23:20:48 ID:6Qu()
アイドルマスターシンデレラガールズです。
服部瞳子さんのお話……なんですが、主人公は多分ありすです。
22名無しさん@おーぷん :2018/10/11(木)23:30:31 ID:6Qu()


瞳子「そうして『服部瞳子』はアイドルから引退したのよ」

瞳子「これでわかったでしょう? あの人がどんなに酷い人かって」

ありす「そんなの……」

ありす「そんなの瞳子さんの勝手な逆恨みじゃないですか!」

瞳子「……」

ありす「プロデューサーさんはただ瞳子さんと一緒にトップアイドルになりたかっただけなのに、瞳子さんが勝手にやる気をなくして、ただプロデューサーさんに依存してただけじゃないですか!」

瞳子「そう、ね。確かにそうよ」

瞳子「でもね、ありすちゃん。当時の私はあなたと同じなの」

瞳子「アイドルになりたかった。でも、いつの間にかアイドルになるは口実で、ただ好きな人と一緒に居たかった。それだけなの」

ありす「す、好きって……」

瞳子「プロデューサーさんの事、好きなんでしょう?」

ありす「それは……その……えっと……」

瞳子「無理に否定しなくてもいいわ。あなたは私と同じだもの」

瞳子「私もPさんの事が好きだった。ただそれだけよ」

ありす「でも!」
23名無しさん@おーぷん :2018/10/11(木)23:31:03 ID:6Qu()
瞳子「もしも、今プロデューサーさんがありすちゃんの事をプロデュース出来ないなんて言ったらどうする?」

ありす「……プロデューサーさんがそんな事言うなんてありえません」

瞳子「私もそう思ってたわ」

ありす「私と瞳子さんは違います。だって私はトップアイドルになるつもりですし、プロデューサーさんをトップアイドルのプロデューサーにしてあげるつもりです」

ありす「夢を途中で投げだしたあなたとは違うんです」

瞳子「ありすちゃんは『日高舞』みたいな存在が現れても同じことを言えるかしら」

瞳子「向こうはこちらを歯牙にもかけない。何度挑んでもどんなに挑んでも、指先すら届かない。そんな存在に立ち向かい続ける事が出来る?」

ありす「……わかりません。でも……プロデューサーさんと一緒なら頑張れます」

ありす「どんなに辛くても、苦しくても。好きな人と一緒なら頑張れます」

ありす「一人では耐えられなくても二人なら耐えられます」

瞳子「……」

ありす「瞳子さんが一人では耐えられなかったように、プロデューサーさんだって一人では耐えられないでしょう」

ありす「でも、プロデューサーさんは一人じゃないです。私がいます」

ありす「同じように私にはプロデューサーさんが居ます。だから私も耐えられるんです」

ありす「『日高舞』にも向き合わず、プロデューサーさんとも向き合わなかった瞳子さんとは違うんです」

瞳子「……」

ありす「それに、私はあなたと違って好きな人を恨んだりは絶対にしません。だってあの人は待っててくれるって約束もしてくれました。だから私はプロデューサーさんを信じるんです」

ありす「どうですか、何か言い返せますか。言い返せませんよね、論破です」
24名無しさん@おーぷん :2018/10/11(木)23:31:50 ID:6Qu()
瞳子「……Pさんを恨んでるわけじゃないわ」

ありす「そうでしょうか。でも、先ほどまでの話を聞いてるとプロデューサーさんを恨んでるようにしか聞こえませんが」

瞳子「だって、この気持ちをどうすればいいのかもう私にはわからないのよ」

瞳子「あの後、私だって散々悩んだ、後悔だってしたわ。私だってPさんともっとアイドル続けたかった! でも……でも、もう遅いのよ……」

ありす「と、瞳子さん……!」

ありす(ど、どうしよう……。まさか大人の人を言い負かした挙句に泣かせてしまうなんて……)

P「その言葉、あの時に聞きたかったなぁ……」

ありす「プ、プロデューサー!? い、いったいいつからそこに!?」

P「今さっきだよ、ありすに連絡がつかなかったから探しにきたんだ」

P「なぁ、瞳子」

瞳子「な、なに……?」

P「さっきの言葉、本当か? 俺とアイドル続けたかったって」

瞳子「えぇ……」
25名無しさん@おーぷん :2018/10/11(木)23:32:21 ID:6Qu()
P「じゃあもう一度、俺と一緒にアイドルやらないか?」

ありす「なっ!?」

瞳子「でも、もう私おばさんになっちゃったし……」

P「それを言うなら俺だってもうアラフォーのオッサンだよ」

P「瞳子は俺よりももっと若いだろ? 俺だってまだ夢を見てるんだ。俺よりも若い瞳子が夢を見ちゃいけないなんて道理はないだろ?」

ありす「待ってください! プロデューサーさん! まさか瞳子さんをスカウトするつもりですか!?」

P「厳密には違うな。プロデュースを再開するんだ」

P「瞳子は、俺にとって一番最初の担当アイドルだからな。まだ瞳子をトップアイドルにしてやれてない」

ありす「屁理屈です! そんなの認められません!」

P「屁理屈だろうが、理屈は理屈だ」
26名無しさん@おーぷん :2018/10/11(木)23:32:59 ID:6Qu()
P「なぁ、瞳子。俺の屁理屈に付き合ってくれるか? あの時の約束、果たしてくれるか?」

P「俺をトップアイドルのプロデューサーにしてくれるんだろ?」

瞳子「……私、Pさんに酷い事言っちゃった」

P「あー、まぁおおかた予想はつくな。でも仕方ない。子供だった瞳子にあんな対応した俺にも非がある」

P「瞳子、俺ともう一度トップアイドルの夢を見ないか? もう一度、俺のアイドルになってくれないか?」

瞳子「……まだ私の事をアイドルって言ってくれるの?」

P「あぁ、服部瞳子は俺の最高のアイドルだ!」

瞳子「Pさん……」

瞳子「……もう一度だけ、一緒に夢を見てくれますか?」

P「もちろん」

瞳子「じゃあ……よろしくお願いします、Pさん!」

P「あぁ、任せておけ。今度こそ瞳子をトップアイドルにしてみせるから! また一緒に頑張ろう!」

瞳子「うんっ!」

ありす「って!! 私を置いてけぼりにしないでください!」

ありす「なんなんですか、それ! 認めません! 私は認めませんよ!」

P「ありすが認めないって言ってもなぁ。瞳子もやる気になってくれたし」

瞳子「えっと……またPさんと一緒なら私は頑張れるわ」

ありす「橘です! じゃあ私はどうなるんですか! 今度は私を捨てるんですか!?」

P「そんな事はないぞ。任せとけ。ありすも瞳子もまとめてトップアイドルにしてみせる!」

ありす「~~っ!」

瞳子「その、ありすちゃん……。これからよろしくね?」

ありす「タ・チ・バ・ナですっ!」

ありす「なんなんですか! これ! 私は絶対に認めませんから!」
27名無しさん@おーぷん :2018/10/11(木)23:33:46 ID:6Qu()


おまけ

ありす「……」

P「ありす、いい加減機嫌直せって。ほーら、イチゴのパフェですよ~」

瞳子「イチゴのスムージーなんてどう? ありすちゃん」

ありす「橘ですぅー!」

P「こうなると長いんだよなぁ……。すまん、ちょっとトイレ行ってくるからありすの事頼むわ」

瞳子「えっ!?」

P「じゃ、よろしく!」

瞳子「えっと……その、ありすちゃん?」

ありす「……橘です」

瞳子「あ、あはは……」
28名無しさん@おーぷん :2018/10/11(木)23:34:08 ID:6Qu()
ありす「……瞳子さん」

瞳子「な、なにかしら?」

ありす「私、負けませんから。アイドルもプロデューサーさんも。全部私が独り占めしてみせますから」

ありす「なんたって私は現役アイドルです。アイドルから離れてた瞳子さんとはスペックが違います」

瞳子「私だって元アイドルよ? きっとありすちゃんよりも基礎はしっかりしているわ」

ありす「それに私は若いですから。衰えるだけのおばさんと違って私はまだ成長しますから」

瞳子「……へぇ。言うじゃない」

瞳子「でも、私にはありすちゃんにはない大人の魅力があるのよ」

ありす「老けてるだけですよね、それ。論破です」

瞳子「うふふ、ありすちゃんのは若いじゃなくて『幼い』よね」

ありす「は?」

瞳子「は?」
29名無しさん@おーぷん :2018/10/11(木)23:34:26 ID:6Qu()
ありす「プロデューサーさんだっておばさんより若い子が良いに決まってるじゃないですか!」

瞳子「でもありすちゃんは未成年でしょう? Pさんが手を出したら犯罪だわ。それに、ありすちゃんとPさんじゃ親子じゃない。でも私なら丁度いいと思わない?」

ありす「は? 思いませんけど?」

瞳子「あら、想像力が足りないのね」

P「ただいま……ってなんかあっという間に仲良くなってるな」

ありす、瞳子「「なってない!」」

P「息もぴったりだな。これは良いユニットになるんじゃないか?」

ありす、瞳子「「なりません!」」

End
30名無しさん@おーぷん :2018/10/11(木)23:35:46 ID:6Qu()
以上です。

もっとほのぼのとした話になるはずだったのに、どうしてこうなった。不思議だ。

本日は服部瞳子さんのお誕生日です! おめでとうございます!

では、お読み頂けば幸いです。
31名無しさん@おーぷん :2018/10/12(金)00:48:27 ID:5jH
おつ
これは素晴らしいですわ

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服部瞳子「私の嫌いな人」
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