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【ミリマス】超ケーキバイキング!~海里音高校vs帝花女学院 もう一つの闘い~

1U2JymQTKKg:2018/09/18(火)23:43:16 ID:T1A()
某超テニス漫画でやってた幕間のアレを超ビーチバレーでやってみたくなったので。
21U2JymQTKKg :2018/09/18(火)23:58:05 ID:T1A()
杏奈「……なんで、なんでがらくたが混じってるの?保健所さんに、怒られちゃう……」

未来「えへへ~、やっぱりプリンは生だよねぇ」

杏奈「杏奈には、もう無理です。フォークを片付けても片づけても散らかっちゃう」

未来「でへへ~、ほっぺたが落ちちゃいそう~♪あ、牛乳おねがいしまーす!」

杏奈「うう、分かりまし――ひぃっ!」ビュン

奈緒「ちっ、さすがに疲れてきて狙いが定まらんわ」

杏奈「分かんない……杏奈にはケーキバイキングが分かんないよ」

未来「わぁ、プリンの表面が焼けてブリュレみたいになった!」

杏奈「ぐすっ……助けてよぉ、お姉ちゃーん」

未来「あれ?店員さーん。牛乳はー?」
22U2JymQTKKg :2018/09/18(火)23:58:25 ID:T1A()
奈緒「ぜぇ……ぜぇ……」

紗代子「はぁ……はぁ……」

奈緒「……外したのはさっきの1本ぐらいや。それやのに、なんで……なんで全部拾えんねん!?」

紗代子「ふふっ、気づいてなかったんだね」

奈緒「……何にや?」

紗代子「奈緒ちゃんが投げてたものは、何?」

奈緒「何ってフォークやけど」

紗代子「フォークは何で出来てる」

奈緒「そりゃあ、金属で……ってまさか!」

紗代子「そう、私の『マグネットレシーブ』で全部くっつけていたの!」

奈緒「な、なんやて!」

紗代子「もう、フォークはないよ。この勝負、私の勝ちだね」
23U2JymQTKKg :2018/09/18(火)23:58:45 ID:T1A()
奈緒「……ふん」

紗代子「……素直なんだね」

奈緒「まさか私が化かされるとは思わんかったからな」

紗代子「そう……」

奈緒「はよ、行きーや。あの2人でキングの相手は荷が重いやろ」

紗代子「そうだね。……でも、私も……うっ」

奈緒「限界ってことか」

紗代子「ううん、2人が頑張ってるんだ。負けていられない」

奈緒「……さよか」

紗代子「海美、恵美ちゃん……待っててね、今、行くよ」

奈緒「……キング、ちょっと休んだらすぐに合流しますから。ちょっと……だけ……」
24U2JymQTKKg :2018/09/19(水)00:15:01 ID:dTL
恵美「海美、ケーキ持ってきた……どうしたの!?」

海美「キ、キングに……」

恵美「キング?キングが何を」

風花「ただ見せてあげただけよ」

恵美「見せてあげた?」

風花「そう……グラビティの世界を、ね。はぁっ!」

海美「ああっ!」

恵美「グラビティ……まさか!?」

風花「そう、その子の右手に重力をかけたの。フォークが上がらないはずよ」

恵美「そんな……!」
25U2JymQTKKg :2018/09/19(水)00:29:04 ID:dTL
静香「お客様、いったい何がって……大丈夫ですか!?」

海美「へ、平気、です」

静香「こんな脂汗をかいて大丈夫なわけないです。ほら、肩を――」

恵美「触っちゃダメ!」

静香「えっ?……きゃあ!?」

風花「あら、一般人を巻き込んじゃダメじゃない。仕方ないわね」

海美「……っ!はぁ……はぁ……」

静香「な、なんだったんですか、今のは」

恵美「キングのグラビティだよ。超ビーチバレー以外にも使えるんだね」

静香「超ビーチバレーって……」
26U2JymQTKKg :2018/09/19(水)00:30:24 ID:dTL
杏奈「静香お姉ちゃん……ダメ。この人たちに常識で話しちゃ。ほら……」

静香「ええっ、床にフォークが散らばって、しかも所々焦げてる!っていうか、人が倒れてるじゃない!?杏奈、救急車!」

紗代子「大丈夫、です……。奈緒ちゃんはちょっと寝てるだけだから」

静香「大丈夫って……あなたも凄い顔してますけど!?」

紗代子「いいから、店員さんは避難してください。キングは私たちが食い止めますから」

恵美「私たちって……センパイも限界じゃ」

紗代子「……大丈夫。これぐらいなんてことない」

静香「あ、あのー……避難って」

杏奈「静香お姉ちゃん、私、あのお客さんのお世話してくるから。あと、お願い」

静香「えっ、杏奈!?」

杏奈「――牛乳、持ってきました」

未来「わー、ありがとうございます!次は何を食べようかなー♪」
27U2JymQTKKg :2018/09/19(水)00:43:11 ID:dTL
恵美「でも、どうしよう。これじゃケーキを食べることなんか」

紗代子「ううん、諦めちゃダメ。何か方法があるはずだよ」

海美「そうだよね。よし、とりあえずケーキを……」

風花「させません。ほぅら、沈め!」バッ

海美「ううっ……手が!」

恵美「海美!」

紗代子「でも、あの状態だとキングもケーキを食べられないみたい。ほら」

海美「ほん……とだ。じゃあ、このまま私が技を受け続ければ……」

恵美「ダメ!そんなことしたら海美の腕がつぶれちゃうって。それに」

ロコ「オーケーです、キング!ロコが今のうちケーキをイートしちゃいます!」

恵美「このままだとプチキングにケーキをたくさん食べられちゃう」

海美「じゃあ、どうするの?上から押さえつけられたままケーキを食べるなんて……」

恵美「上から押さえつける……そっか、海美代わって!」

海美「う、うん」
28U2JymQTKKg :2018/09/19(水)00:44:08 ID:dTL
風花「人が変わっても同じこと。グラビティの世界に酔いしれなさい」

恵美「ぐぅ……」

紗代子「恵美ちゃん!」

海美「恵美!」

恵美「だい……じょうぶ。思った……とおりだよ」

風花「なに?」

紗代子「腕が……」

海美「あがった……!?」

恵美「アタシはね……海美を10m上空に飛ばしてるの。これぐらい……どうってことないよ!!」

風花「くっ……!プチキング、クイーンを!」

ロコ「ラジャーです!」

恵美「海美、センパイ!行くよ、スパートをかけよう!」

海・紗「うん!」
29U2JymQTKKg :2018/09/19(水)00:47:33 ID:dTL
静香「えっと……超ビーチバレーって、あの超ビーチバレーでいいのかしら?だとしたら……」

未来「やっぱり生クリーム最高~♪」

杏奈「もっと、あるから……いっぱい食べてね。はい、牛乳」

静香「杏奈、ちょっとこっち来て」

杏奈「むぅ、今、お客様のお世話してるのに」

静香「いや、ウチの店はそういうサービスないから。それよりここに行って姉さんを呼んできて」

杏奈「歌織お姉ちゃんを?」

静香「そう、早く!」

杏奈「う、うん……」テトテト
30U2JymQTKKg :2018/09/19(水)00:51:11 ID:dTL
静香「これでひとまずは大丈夫のはず。あとは今の状況だけど……」

未来「あの~……」

静香「なんですか?今、ちょっと考え事をしているんです……」

未来「あの、注文を~……」

静香「注文?あっ、申し訳ございません!お伺いします!」

未来「あの、牛乳のおかわりお願いします♪」
31U2JymQTKKg :2018/09/19(水)00:52:44 ID:dTL
ロコ「キング~、ようやくクイーンが」

奈緒「すんません、不甲斐ない姿を見せてしまいました」

風花「それよりも今はあの子たちを倒すことに集中して」

奈緒「分かりました。ロコ、準備はええか?」

ロコ「オフコースです!『ロコナイズワールド!』」

奈緒「っしゃ!『バーニングオクトパス!』」

紗代子「私に任せて!……『マグネットレシーブ!』」

奈緒「気ぃつけぇや、紗代子。それ……金属やないで」

紗代子「えっ……きゃあっ!」

海美「お姉ちゃん!」
32U2JymQTKKg :2018/09/19(水)00:53:27 ID:dTL
奈緒「プラスチックやから火力は弱めやけど……連射ができるからなぁ!」ヒュンヒュンヒュン!

紗代子「くっ……これぐらい。海美と恵美ちゃんはケーキを!」

恵美「いくよ、海美!」

風花「させません。沈め!!」

恵美「ぐっ……!」

海美「うおおおお!」パクパクパクパク

風花「海美……あなたも沈みなさい」

海美「えっ……わっ!」

恵美「そんな……2人……同時だなんて」
33U2JymQTKKg :2018/09/19(水)00:54:02 ID:dTL
風花「一度超ビーチバレーで勝ったからといって、このキングを舐めないことね。そのまま跪き……額づきなさい!!」

海美「がっ……あうっ……」

恵美「う、海美……くっ。あと少し……あと少しなのに……」

紗代子「海美!恵美ちゃん!頑張って、負けちゃダメ!」

海美「……お姉ちゃん。でも……」

奈緒「よそ見しとる余裕はないはずやで!」ヒュンヒュンヒュン!

紗代子「くっ……聞いて、このあと私がキングの隙を作る。だから……」カンカンカン!
34U2JymQTKKg :2018/09/19(水)00:54:48 ID:dTL
海美「ねぇ、恵美。帝女と私たち、どっちが勝ってる?」

恵美「えっと、まだ……帝女が3つ多い。さっきプチキングがたくさん食べてたから」

海美「じゃあ、今、机にある分を食べれば勝てるってことだね。それじゃあ……」ヒソヒソ

恵美「……えっ!?でも、そんなことしたら海美が」

海美「大丈夫。みんながいるから!だよね、お姉ちゃん!」

紗代子「もちろんだよ」

恵美「わかった。私も覚悟決める!」
35U2JymQTKKg :2018/09/19(水)00:55:35 ID:dTL
風花「……ひそひそと何かたくらんでるようね。クイーン!プチキング!」

ロコ「ラジャーです!『ロコナイズワールド!』」

奈緒「『バーニングオクトパス!!』」ヒュンヒュンヒュン!

紗代子「いつまでも……」カンカンカン!

紗代子「レシーブだけだと思わないで」ヒュンヒュンヒュン!

ロコ「レシーブでトスしたフォークをスパイク!?」

奈緒「しもうた!キング!」

風花「クイーンでもない人間が投げるフォークなぞ効くものか」

紗代子「私もそう思う。でも、おかげでグラビティは解除されたよ!二人とも!」
36U2JymQTKKg :2018/09/19(水)00:56:28 ID:dTL
海美「うん!いくよ、恵美!」

恵美「きて、海美!」

海美「うおおおおお、オーーバーー……」

恵美「ショーット!」

風花「こざかしい。沈みなさい、グラビティ!!」

海美「……そう来ると思ったよ。恵美!私にケーキをトスして!」

恵美「うん!どりゃあああ!」

風花「なに!?」

ロコ「まさか、そのシチュエーションでケーキをイートするつもりですか!?」
37U2JymQTKKg :2018/09/19(水)00:57:08 ID:dTL
奈緒「どういうことや、ロコ!」

ロコ「わざとハイジャンプしてキングにグラビティで自身のボディをフォールさせるんです。そして、メグミがケーキをトスしてウミがマウスでキャッチするんです!」

奈緒「お、おう?」

ロコ「キングによってフォールするスピードがアップしたウミをストップするのはベリーディフィカルト!このままではオールケーキをイートされてしまいます!」

奈緒「とりあえず、海美に全部ケーキを食べられてまうってことやな。でも、あのスピードで落ちてったら」

風花「そう、テーブルに激突するわ。無傷じゃ済まないでしょうね。……無茶をして」
38U2JymQTKKg :2018/09/19(水)00:58:13 ID:dTL
恵美「無茶なんかじゃないよ……」

風花「……何?」

恵美「だって、私たちは……海里音高校の超ビーチバレー部なんだから!センパイ!」ダッ!

紗代子「うん!」バッ!

ロコ「て、テーブルの上にサヨコとメグミが!?」

奈緒「まさか……海美を受け止めるつもりなんか!」

紗代子「もちろんだよ!いくよ……私たちは!!」

海・恵「一・心・同・体!!!」ドカーーーン!!
39U2JymQTKKg :2018/09/19(水)00:58:48 ID:dTL
静香「なにごとっ!?」

未来「わー、このケーキ面白ーい。うどんで出来てる!」

静香「でしょ?これは私の……じゃなくて、なんなの、あれは!?」

未来「私の部活仲間とセンパイだよ。あ、生クリームも入ってる♪」

静香「そこはやはりケーキとしての……そうじゃなくて何でケーキを食べてるだけで天井を破ったうえにそのまま落ちてくるのよ!?」

未来「えへへ~、どのケーキも美味しいなぁ♪あ、牛乳おかわり~」

静香「……はぁ。杏奈はまだかしら」
40U2JymQTKKg :2018/09/19(水)00:59:26 ID:dTL
奈緒「……ゲホッ、ゲホッ。どうなったんや」

ロコ「けほっ、けほっ……あ、あれは!」

恵美「アイタタ……」

海美「うー……ありがと、お姉ちゃん、恵美!」

奈緒「……無傷って、ほんまかいな」

紗代子「大丈夫、海美?」

海美「う、うん。でも、ごめんなさい!ケーキ1個だけ食べ損ねちゃった……」

恵美「充分すごいって、食べ損ねたのが1個だけなんて」

紗代子「これで追いついたね。あとは……」
41U2JymQTKKg :2018/09/19(水)01:00:13 ID:dTL
風花「海里音高校……、どこまでもこの私に盾突いてくるのね」

奈緒「キング、もう時間が……」

風花「分かってるわ。……紗代子!最後の勝負としましょう。お互いの机にはケーキはもうない。したがって」

紗代子「ケーキバイキングのエリアに残っているものだけってことだね」

風花「残り時間はあと5分。どれだけ多くを食べきれるかで勝負を決めてもいいですが、ここはこれで勝負をつけましょう」

紗代子「えっ……」

静香「あ、あの……お客様。今、手にお持ちのものは……」

風花「ビーチバレーボールよ」
42U2JymQTKKg :2018/09/19(水)01:01:30 ID:dTL
静香「まさか店内でビーチバレーをやろうというんですか!?」

風花「違うわ。超ビーチバレーよ」

静香「そうですか。良かった……って、良くないです!」

紗代子「キング、私も反対よ。ここは正々堂々ケーキを」

風花「あら、もう過去の栄光にすがりつくつもり?」

海美「なに!?」

奈緒「そうやろ?だって、私らに負けたら今までと同じ雑魚の海里音に逆戻りやん。すがりつきとうもなるやろ」

紗代子「そんなことない!」

風花「だったら、私たちと勝負できるでしょう?」

海美「もちろんだよ!」

恵美「海美!ダメだよ、挑発に乗っちゃ」
43U2JymQTKKg :2018/09/19(水)01:02:07 ID:dTL
静香「あの……店内でのボールの使用は……」

風花「ちょうど良かった。あなた、審判をしなさい」

静香「わ、私ですか!?」

風花「他に誰がいるというの?このお店、私たち以外に客はいないでしょう?」

静香「それはあなたたちが暴れたからです!それに、さっきからずっとケーキを食べているこの子がいるじゃないですか!」

未来「静香ちゃん、牛乳おかわり~♪」
44U2JymQTKKg :2018/09/19(水)01:02:42 ID:dTL
風花「その子は海里音高校の生徒。公平なジャッジは期待できません」

静香「でも……」

風花「グズグズいうようなら、またグラビティの世界へ放り込んで差し上げますが。ほぅら……」

静香「っ!!わかりました!……くっ、姉さん……杏奈……!」
45U2JymQTKKg :2018/09/19(水)01:03:20 ID:dTL
奈緒「役者は揃ったな。ほな、いくで……」

風花「……」

海美「……」

恵美「……」

風花「……クイーン。どうしたの、早くサーブを。クイーン?」
46U2JymQTKKg :2018/09/19(水)01:03:54 ID:dTL
??「そう、この子が今のクイーンなんですね」
47U2JymQTKKg :2018/09/19(水)01:04:34 ID:dTL
風花「誰!?」

静香「歌織姉さん!」

杏奈「遅くなって……ごめん、ね。静香お姉ちゃん」

紗代子「姉さん……ってことはこのカフェの」

歌織「随分と好き放題やってくれたみたいですね」

風花「プチキング、クイーンは何をされたの」

ロコ「い、いえ、それがルックしてたのですが、気づいたらダウンしてて、エッグが近くにフォールしてて……」

風花「タマゴが?まさかタマゴをぶつけられてクイーンが気を失ったとでも言うの?」
48U2JymQTKKg :2018/09/19(水)01:05:27 ID:dTL
歌織「お店を片付けて早々に御退店ください」

風花「……そうはいかないわ。まだ私たちの決着はついてないもの。プチキング!クイーンの代わりに入りなさい!」

ロコ「ロ、ロコがですか!」

歌織「……仕方ありません。そちらは……海里音高校の生徒ですよね」

恵美「は、はい」

歌織「変わってください。私がやります」

海美「で、でも、キングのグラビティボールは」

歌織「知ってるわ。ちゃんと見させてもらってたから」

恵美「見た?……あなたは一体」
49U2JymQTKKg :2018/09/19(水)01:05:58 ID:dTL
歌織「レシーバーはあなたがお願いできる?キングのボールを受けることはできるでしょう」

海美「う、うん……」

風花「よろしいかしら」

歌織「ええ、お待たせしたわ。サーブはそちらからで結構よ」

風花「……プチキング、ボールを貸しなさい。沈めます」

歌織「あなたは受けるだけでいいから。あとは任せてね」

風花「私に楯突いたことを後悔しなさい。グラビティ……ボール!」
50U2JymQTKKg :2018/09/19(水)01:06:31 ID:dTL
恵美「海美!」

海美「うんっ!はぁっ!!」

歌織「ありがとう。久しぶりだけど大丈夫かしら。……はっ!」

ロコ「……っ!」ダスン!バリ-ン!!
51U2JymQTKKg :2018/09/19(水)01:07:00 ID:dTL
海美「えっ……」

風花「今……何が……。プチキング!!」

ロコ「……ロコは、ロコです……」ガクッ

恵美「センパイ……今の、見えた」

紗代子「う、ううん。気付いたらプチキングが倒れてて、ボールが転がってて」

恵美「でも、ボールがぶつかるだけであんなことになる?ドアにたたきつけられてたよ?」

紗代子「ボールは普通のボールだったから、きっととても強くて速い……カオリ……まさか」
52U2JymQTKKg :2018/09/19(水)01:07:41 ID:dTL
歌織「まだ、続けますか?」

風花「心のどこかでなめてたみたい……全力でいくわ」

紗代子「静香ちゃん……だったよね」

静香「え、わ、私ですか?」

紗代子「聞きたいことがあるんだけど。もしかしてお姉さんって昔、帝女の超ビーチバレーボール部にいたんじゃない?」

静香「はい。よくご存じですね」

恵美「どういうこと?」
53U2JymQTKKg :2018/09/19(水)01:08:51 ID:dTL
紗代子「先輩から聞いたことがあったの。帝女にカオリという名前の最強のアタッカーがいたって」

風花「グラビティ……ボール!!」

歌織「ふっ!」

風花「なにっ!!」

紗代子「彼女の繰り出すスパイクは誰よりも早く、パワーがあった」
54U2JymQTKKg :2018/09/19(水)01:09:20 ID:dTL
歌織「海美ちゃん、だったかしら。トスをお願い」

海美「はい!」

紗代子「全国大会でも負け知らず。誰一人としてボールを返すことはおろか目視することさえできなかった。そんな彼女についた二つ名があるの」

恵美「二つ名……?」
55U2JymQTKKg :2018/09/19(水)01:09:42 ID:dTL
歌織「行きますよ……はっ!」

風花「かはっ……!」ダシン!!

紗代子「”音速の貴婦人”桜守歌織」
56U2JymQTKKg :2018/09/19(水)01:10:13 ID:dTL
歌織「驚きました。私のボールを受けて気を失わないなんて。どうやらパワーが落ちたみたいですね」

風花「……帝女の、キングの名は、伊達では……ありません」

歌織「ただ……しばらくは立てないでしょう。動けるようになるまで店内にいていいですから」

風花「くっ……」
57U2JymQTKKg :2018/09/19(水)01:10:58 ID:dTL
歌織「さて、手伝ってもらったところ悪いですが、あなた方もお店で暴れまわっていたんですよね」

海美「え、えーっと」

恵美「すみません。つい……」

歌織「まぁ、先ほどは素直に助けに応じてくれましたし、今回は見逃します。それでいいんでしょ、杏奈ちゃん」

杏奈「うん……ありがとう、歌織お姉ちゃん」

紗代子「もしかして、あなたがお姉さんに掛け合ってくれたの?どうして……」
58U2JymQTKKg :2018/09/19(水)01:11:30 ID:dTL
杏奈「だって、お姉さんたちが来れなくなったら、あの人も、来れなくなっちゃう……から」

恵美「あの人って……」

未来「やっぱり〆はショートケーキだよね~」

海美「未来のこと?」

杏奈「あんなに美味しく食べてくれる人……初めて、だから」

恵美「まさか未来に助けられるなんてね」

静香「でも、片づけは手伝ってくださいね。このままじゃ他のお客さんが入ってこれませんから」
59U2JymQTKKg :2018/09/19(水)01:12:16 ID:dTL
紗代子「今日は御迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」

恵美「次は、普通にケーキを食べに来ます」

歌織「はい。お待ちしていますね」

海美「歌織さん、その……」

歌織「……?」

海美「今日見せてくれたスパイクの打ち方を教えて貰いに来てもいいですか?」

紗代子「海美、何を言ってるの」

海美「だってあのスパイクが打てるようになりたいし」

歌織「ごめんなさい。あれは多分私にしか打てないわ」

恵美「そうなんですか」

歌織「でも、練習を見ることぐらいはできるからいつでも相談してちょうだい」

海美「はい!」
60U2JymQTKKg :2018/09/19(水)01:12:41 ID:dTL
杏奈「未来ちゃん、また……来てね」

未来「うん!今日はたくさんの美味しいケーキごちそうさまでした!」

静香「裏メニューも御馳走してあげるから楽しみにしててね」

杏奈「裏メニューって、まさか……」

未来「ほんと!わーい、楽しみだなー」

紗代子「それじゃあ、失礼します」
61U2JymQTKKg :2018/09/19(水)01:13:14 ID:dTL
静香「……ふぅ、大変な一日でしたね」

歌織「そうね。どうして私がいないときにこういうことが起きるのかしら」

杏奈「そういうことも、ある……よ」

静香「さぁ、ディナータイムの準備をしましょう。杏奈、キッチンを手伝って!」

杏奈「うん……!」バタン
62U2JymQTKKg :2018/09/19(水)01:13:55 ID:dTL
歌織「……まさか、こんな収穫があるなんてね」

歌織「帝花女学院の風花ちゃんに奈緒ちゃん、そしてロコちゃん。海里音高校の紗代子ちゃん、海美ちゃん、恵美ちゃん、未来ちゃん。どうにかしてコンタクトを取りたいと思っていたけど神様はどこかで見ていてくださるものね」

美也「にゃー」

歌織「ふふ、おいで……」
63U2JymQTKKg :2018/09/19(水)01:14:57 ID:dTL
美也「それでは失礼しますね」

歌織「美也ネコ先生、あの子たちなら世界と戦えると思いませんか」

美也「そうですね~。みんな個性的な能力を持ってましたからね~。特にあの子達なんか凄いですよ」

歌織「未来ちゃんとロコちゃんですね」

美也「はい~。未来ちゃんは能力がまだ開眼していません。ロコちゃんも覚醒途中です。この2人が自分の力を開放してペアを組めば最強のチームになるでしょう」

歌織「空間と物質の支配のコラボレーション、ですね」

美也「そのとおりです~」

歌織「それじゃあ、そろそろ動き出さないといけませんね。先生、お手伝い願えますか?」

美也「もちろんです。私もがんばりますよ~」

歌織「ありがとうございます」

美也「それでは~」
64U2JymQTKKg :2018/09/19(水)01:15:24 ID:dTL
歌織「彼女たちなら私が叶えられなかった夢をつかみ取ることができるはず」

歌織「……世界大会優勝を!」
65U2JymQTKKg :2018/09/19(水)01:16:37 ID:dTL
以上、駆け足でしたが終わりとなります。
超ビーチバレー海美は口調がいつもと違ってて、これでいいのか悩みながらの製作でした。
66U2JymQTKKg :2018/09/19(水)01:17:39 ID:dTL
それではSS完結スレに上げてきます〜
67名無しさん@おーぷん :2018/09/19(水)20:39:11 ID:u7O

68NdBxVzEDf6 :2018/09/21(金)16:39:59 ID:XC5
歌織先生の役やばいな、超ビーチバレーに出てたら役作りのために本当に習得しそう
乙です
>>3
超ビーチバレー新入生役 高坂海美(16) Da/Pr






超ビーチバレー同級生役 所恵美(16) Vi/Fa






超ビーチバレー先輩役 高山紗代子(17) Vo/Pr






超ビーチバレー部員役 春日未来(14) Vo/Pr






>>5
三姉妹カフェネコ役 宮尾美也(17) Vi/An





69NdBxVzEDf6 :2018/09/21(金)16:40:18 ID:XC5
>>6
三姉妹カフェ三女役 望月杏奈(14) Vo/An






>>7
超ビーチバレープチキング役 ロコ(15) Vi/Fa






超ビーチバレー右腕クイーン役 横山奈緒(17) Da/Pr






超ビーチバレーキング役 豊川風花(22) Vi/An





70NdBxVzEDf6 :2018/09/21(金)16:40:55 ID:XC5
>>25
三姉妹カフェ次女役 最上静香(14) Vo/Fa






>>47
三姉妹カフェ長女役 桜守歌織(23) An






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