;
 - -pv
スレッドの閲覧状況:
現在、- がスレを見ています。
これまでに合計 - 表示されました。
※PC・スマホの表示回数をカウントしてます。
※24時間表示がないスレのPVはリセットされます。

高垣楓のいる風景

5u2ReYOnfZaUs :2018/06/28(木)01:04:03 ID:Sfy()
 しばらくして。
 ワンカップがまだ半分も残っているのに、歳のせいか、酔いがひどい。頭がクラクラする。汗で目が濡れる。動悸が早まる。吐き気はない。
 歩いて帰れそうにない。まあいい。待つひともいないのだから、このまま公園で夜を明かしても構わない。

 点滅しながら歪む街灯を眺めて、横になろうかどうしようかと悩んでいると、公園の入り口になにかいる。目をこすっても、いる。
 それがおれのいるベンチに近づいてくる。ぼんやりとしていた輪郭が、くっきりして、それが女だとわかった。

 若草のような、艶のある髪がふわりと風にゆれている。左目の下には泣きぼくろがあって、みずみずしい唇が微笑を浮かべている。
 やはり酔いが深いのか。こんな、途方もなく美しい女がおれを見ている。翡翠と蒼の瞳が、おれを見ている。まったく現実味がない。
+ の新着レス
このレスの続きを表示(5件)

新着レスの表示 | ここまで読んだ

名前: mail:





    高垣楓のいる風景