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Natalia「Pôr do sol」

3177.oQo7m9oqt :2017/10/12(木)01:10:11 ID:sHC()



 空まで届けと鳴り響く打楽器と歌のリズムに包まれ、時間はあっという間に過ぎていった。

 カーニバルは夜通し続く。しかし昼前から遊びに出ていた少年の体力は街がオレンジに染まるころに限界が来た。

 そろそろ帰ろうか。疲れた様子の少年を見かねて父親が提案した。

 疲れ知らずの現地の彼らとナターリアは夜から始まるサンバ・コンテストも見て帰る予定だと言う。その会場の前で別れる流れとなった。

 おぶるよ、という父の申し出は少年が蹴った。疲労は結構なもので飛びつきたいのが本音だったが、ほとんど反射で応えていた。

 どうしてだろう。笑顔で手を振るナターリアに手を振り返しながら不思議に思って、すぐに気づく。さっきと同じでカッコつけたいからだ。そしてそのカッコをつけたい理由は、

 ────つまりそれが恋ということなんだろう。

 理解した少年の顔は薄く赤らむ。その理由を夕焼けが綺麗だからで片付けることはできなかった。
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