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Natalia「Pôr do sol」

1277.oQo7m9oqt :2017/10/12(木)00:58:55 ID:sHC()

 寝転ぶ少年のすぐそばにおっ立つ木の幹に背中を預けるかたちで、一人の男が芝生に腰を下ろした。

 見下ろした目と見上げる視線がぶつかった。少年の丸っこい鳶色の目を確認するように一つ頷いて、男の口が動く。

「お前、日本人だな?」

 耳に馴染む言語に少年は目をパチクリさせた。褐色の肌に青い瞳、彫りの深い顔立ち。その男と聞こえた日本語は似つかわしくない。

 無言の意味をはかりそこねて「……違うのか?」と男は首を傾げた。

「ううん、えっと、日本人です」

「ああ、合ってたか。そうだよな」

「……おじさんも?」

「俺は違う。見た目でわかるだろ。日系三世なだけで国籍はもちろん血もほとんどブラジリアンだ────って、言ってもまだよくわからないか?」

 鼻で笑って、男は少年に透明なストローカップを差し出した。
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